ケイシロウとトークアバウト

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ひとつの出来事・ひとつの記憶

2023-12-11 20:46:00 | 日記



(上画像はコトが起こった実際の現場)

『ひとつの出来事は陽炎の如し。ひとつの記憶は影の如し』(by牧カオリ)

今から数年前のこと。

この画像の横にある、
とあるコンビニから、
ガンちゃんと言われる60代男が酒を買い、
画像の植木のところに腰を下ろして、
泥酔😵‍💫した。
その際、
「ふしぎなメルモ」なる古過ぎて俺らにはイミフのアニメ主題歌を、
大声で歌うんやった。
(YouTube動画の力を借りて再現すれば------)
🔽
「🎤メルモちゃん。メルモちゃん。メルモちゃんが持ってる------」
と、
こんな歌を2時間歌いまくって、
帰るんやった。

この一連の状況を知っているカッちゃんは、
出来るだけ、
ガンちゃんと会わないように、
コンビニに行ってたもんやった。
やって、
ガンちゃんは、
カッちゃんの小学生時代のダチが入っていた少年野球クラブ、
「ブルービッキーズ」(ナンかほとんど著作権違反のような気がするチームやないか🤔)の、
監督やったからや。
「ブルービッキーズ」時代のガンちゃんは、
チームのみんなに、
「アクション!」「カット!」「本番前!」と言って指導してた。
それは野球クラブの監督というよりは映画監督のような指導やったという。
そして、
相手チームがピッチングしてたとき、
これみよがしに、
七輪でサンマを焼いて、
その煙を風の流れでマウンドに漂わせたことから、
守備妨害を宣告された。
また、
この一件で、
ガンちゃんは、
リーグを追放されることとなる。

そんな過去を知るからこそ、
カッちゃんはガンちゃんを避けていた。
なのに、
普通いないはずの時間に、
いつもの植木鉢のところに座って、
ガンちゃんは酔い潰れていた。
そして、
「🎤メルモちゃん。メルモちゃん。メルモちゃんが持ってる------」と、
歌っていたので、
カッちゃんが帰ろうとしたら、
ガンちゃんと目が合い、
呼び付けられてしまった。

嫌々ながら、
ガンちゃんのそばに行くと、
ガンちゃんはカッちゃんに、
「お前は照明を守備していたな?」と尋ねるので、
カッちゃんは、
「照明😨⁉️ライトじゃないんですか⁉️」と問い返した。
ガンちゃんは、
「お前はチームで一番やった!」と言うので、
カッちゃんは、
「ぼくはチームにいませんでした。友達がいて、見物に来てただけです」と説明すると、
ガンちゃんは、
「それはお前の記憶や。俺の記憶では、お前はチームで一番やった」と言い、
酒を飲んで、
カッちゃんに「横に座れ」と言った。
カッちゃんが横に座ると、
ガンちゃんは、
「🎤メルモちゃん。メルモちゃん。メルモちゃんが持ってる------」と歌い出したので、
カッちゃんは「😳⁉️」反応してたら、
ガンちゃんが、
「お前も歌え!」と命令したので、
カッちゃんは、
「そんな変な歌、知りません」と断った。
すると、
ガンちゃんは刃物のような物を出してカッちゃんに突き付け、
「歌え!」と低く呟いた。
それで二人で、
「🎤メルモちゃん。メルモちゃん。メルモちゃんが持ってる------」と歌い出した。

近くにいたコンビニの客が異変に気付いて110番通報したので、
ガンちゃんは連行された。
ガンちゃんが持っていたのは、
下画像、
🔽



ディズニーお子さま用包丁やった😳

カッちゃんはその後、
あのコンビニに行き、
かつてガンちゃんが座っていたその場所を見る。
ガンちゃんは警察署で泣きながら😭
「お母さん!お願いです!私をもう一度妊娠してください❗️」と叫んだという。
人生を酒で狂わせたガンちゃんはやり直しを求めて、
「ふしぎなメルモ」の主題歌を唄っていたのかは謎やけど、
出来事には何らかの記憶が絡みつくことが大半やという、
人生勉強をカッちゃんはさせてもらったと、
俺に言った。