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カウ(cow🐮)飼うエヴリバディ

2024-04-10 21:47:00 | 日記




とある牧場があった。
乳牛を飼っていた。
が、
近くに乳牛の大牧場が出来て、
この牧場は経営難になった。

祖父の時代から受け継いだ牧場を守る為に、
30代の牧場主の青年は、
飼ってる乳牛を一頭ずつ売り払うことで、
牧場を維持してきた。
が、
経営状態は好転せずに、
乳牛の売り払いを続け、
遂に、
最後の一頭だけになった。

そんなとき、
青年の叔父さんが来た。
そして言った。
「お前の牧場には多額の金を貸し付けている。お前も両親を亡くしたうえに、乳牛では食っていけんようになった。そこで、この牧場を売り払って借金を返して叔父さんを喜ばせてくれ。この牧場は、近くに建設予定の大型レジャー施設の多目的トイレにしたいから」と言った。
青年は、
この叔父さんを、
蓮🪷の咲いているところに送ろうと考えたが思い直し、
「まだ牛がいます。だからもう少し待ってください。必ず儲けを出して、牧場を大きくしますから」と嘆願した🥺
叔父さんは心に、
「往生際が悪いというか👎ただのアホタレなのか🤔理解に苦しむ」と呟き、
青年をじっと見て、
「わかった。が、乳牛が一頭もいなくなったとき、ここは強制退去にさせるぞ」と言い残して、
出て行った。

青年は、
なんとかなるという無駄な希望を抱きながら、
牧場を続けた。
が、
様々な費用を払う為に、
最後の一頭を売らなければならなくなった。

この事実は、
すぐに叔父さんの耳に入った。
叔父さんは牧場への訪問日を青年に告げて、
牛がいるかどうかを確認する旨を伝えた。

数日後。

叔父さんが青年の家に行くと、
『留守にしています』という貼り紙があった。
叔父さんは諦めずに、
牛舎の方に行くと、
牛の鳴き声が聞こえてくるので不思議に思った。
が、
そのまま牛舎に入り、
驚いた。
アンと😳
青年が乳牛コスプレして動き回っていた。
そして、
口元から、
牛の鳴き声を発していた。
明らかに、
隠したスマホ📱から音を出していることは明白やった。
叔父さんは、
呆れつつも、
この青年の、
引き継がれてきた牧場への思いに心を打たれて、
帰って行った。

青年は、
叔父さんを追い払ったものの、
これからどうやって生活すればいいのかと悔やみ、
見晴らしのいい丘の上で泣いていた。
そこに、
青年の牧場の近くに作られた大牧場経営者のひとり娘が通りかかった。
そして青年に、
「ナニを笑っているの?ナニかおかしいものがあったら教えてちょうだい」と、
はしゃぎながら話しかけた。
青年はキレて😠
「笑ってなんかいません❗️泣いているのです❗️」と怒鳴って、
コトの一部始終を話した。

娘は、
青年の話しをじっくりと聞き、
「そんなに牧場をしたいのなら、あたしと結婚しなさい!この地域の男は牧場経営なんか嫌がって東京に行くんだから。あなたの悩みとあたしの悩みは、これからはひとつよ」と言った。
青年がこの娘を改めて見ると、
AKB48のなる(倉野尾成美)似やったことに驚き、
おまけに、
大牧場経営者に連なり、
自分の牧場も存続させることが可能となることに、
ためらうことなく、
娘の求婚を受け入れた。

こうして、
潰れる寸前の青年の牧場と、
美人ながらも牧場経営を条件にすると同時に男にスルーされた娘の利害が一致した。
二人は結婚して、
その半年後に、
くも膜下出血で半身不随になった、
青年の叔父さんの面倒を見ながら、
今の牧場生活を満喫しているという。



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