ケイシロウとトークアバウト

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ホンマにトドメをさされたマコーリー

2020-05-26 16:46:00 | 日記




この危ない画像やけど、
映画「危険な遊び」からの一部。
今回は、
映画の内容以上に面白かった、
裏話😊

この映画が作られた時のカル(マコーレー・カルキン)は、
横着さの極致にあり、
映画界は、
自分を中心に回っていると思っていた。

当時、
ハリウッドでは、
未曾有のキッズムービーが量産され、
そのほとんどが、
ヒットしていた。
当然、
子役のトップはカルなんやけど、
このカルを脅かす子役が一人いた。
それが、
後々、
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの主役を務めた、
イライジャ・ウッド。
ケイジロウ、
たとえハリウッドといえども、
前田敦子がいれば、
大島優子もいるもんや。

子役としては、
一級のエンターテイナーやったカルに対して、
イライジャは、
筋金入り演技派やった。
「危険な遊び」を配給していた20世紀FOXは、
「ホーム・アローン」のヒットで、
カル様々やったけど、
カル主演の「くるみ割り人形」事件(セリフ抜きのバレエ映画にしろとのカルの父親のわがままに経営陣が屈した一件)から、
カルを毛嫌いしていく。

ここに、
「危険な遊び」の企画が出てきた訳やけど、
本来、 
全く違う俳優が演じるはずのものを、
カルの父、キット・カルキンが、
息子にやらせろと経営陣に迫って来た。
これが、
マコーレー・カルキンの「危険な遊び」お役頂戴事件なんやけど、
FOXもキレた🤬
本来、
よその映画会社と契約していたイライジャを、
共演者として連れて来た。
あきらかなカル潰し。

ここから、
カルの運勢は凋落する。
この映画、
誰が見ても、
イライジャ・ウッドばかりが目立ち、
本物のイライジャ、メッキのマコーレーの図式が築き上げられる。

イライジャとカルは、
翌年も、
アカデミー賞プレゼンタードタキャン事件(カルの父が、当時のアカデミー賞の司会者であるウーピー・ゴールドバーグが気に入らないとインネン付けて、アカデミー賞のプレゼンターに決まっていたカルをドタキャンさせた。アカデミー協会は、遠いロケ地で映画撮影していたイライジャを強引に呼んで、カルの代わりにプレゼンターさせた。カルの父はガチギレした)で騒がれた二人。
やけど、
演技の実力があるイライジャが、
次第に一人勝ちして、
90年代キッズムービーのブームは終わる。

カルのその後は、
悲惨に悲惨な結果の連続。
イライジャは、
子役脱皮しても、
第一線俳優として、
それぞれのイマがある。

ケイジロウ。
俺の個人的な意見やけど、
本物の実力持ったイライジャと共演したらイケン!!
この映画「危険な遊び」は、
映画としての作りがド下手なうえに、
カルの芸歴にも、
トドメをさすことになってしまった。




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