キャノン 5Dマーク3で、インタビューを録音する場合、
カメラマイクでは、タッチノイズが激しいし、埋蔵マイクに指向性が
ないのでSNも悪く音に芯がない。
とりわけ、SNが悪いのでホワイトノイズ的な、
「シー」音がかなり気になる。
編集ソフトによっては、フィルターで消す事もできるらしいけど
そこは、編集に頼らず、高価なミキサーを介さず
手軽なPCMレコーダーを用いた方法を紹介してみます。
まず、なぜ5D単体ではSNが改善されないのか。。。
詳しい事はわかりませんが、内臓のヘッドアンプの
仕様だと思う。
録音レベルは、オートとマニュアルがあり、
内蔵マイクで音が聴けるレベルにしている
「マニュアル」レベルでも、録音されている音の根底に
「シー」とノイズが気になる。
また、DSLR用のガンマイクを用いても、完全に解決されている感じが薄く
オートでもマニュアルでも、「シー」音が気になる。
インタビューでは、イマイチ、物足りないのである。
で、5Dの録音レベルをマニュアルにして下げていくと
ほとんど、「ゼロ」に近い、位置でSNが一気に向上する。
レベルの位置的には、「ゼロ」から2段階か3段階上げた位置ではあるが、
私の考えとしては、この5Dの録音レベルで、適度に増幅した音声信号を
送る事ができれば、クリアーな録音ができると考えた。
そこで、オリンパス社のPCMレコーダー LS-14を中間に入れる事を
思いついたのである。
5DとLS-14の接続は、ミニジャックでお互いを接続、
5Dレベルと、LS-14の録音レベル、ヘッドフォンレベルの相関は
写真の通りである。
ただ、このLS-14の入力は、ステレオミニジャックのみなので
有線ピンマイクなどのXLR仕様のマイクを接続する場合は
XLRからミニジャックに変換するケーブルが必要である。
また、アンバランスでの変換になるので、例えば、有線ピンマイクを
1チャンネル分に録音する場合、もう一方の2チャンネルに何も接続しない
オープンで置いておくと、ハムノイズが出る事があるので。
1本の有線ピンマイクの信号を、両チャンネルに分配するYケーブルのような
仕組みが必要である。
まぁ、1チャネルは相手、2チャネルは話の聞き手と、
有線ピンを2本、使うのであればそんな振り分けは必要ないし、
もちろん、独立して2チャンネルの音が録音できる。
そして、話し手の声量と比較しながら
LS−14の「録音レベル」をピークで割れない程度に設定。
その後、LS−14のヘッドフォン出力を写真のレベルくらいに上げる。
最終的に、5Dの録音レベルを確認しつつ、
LS-14の出力(出し)と、5Dの録音レベル(受け)で
お互いを調整する。
この時に、5Dのレベルを「オート」にしていると
SNが一気に悪くなるし、「マニュアル」でも
レベルの入りが中間間近では、あまり意味がない。
5Dのレベルは、あくまでも「セロ」から
2つ目、3つ目付近が一番、SNが良い。
とりわけ、簡易的なギミックだと笑われてしまうが、
C100やC300など、シネマカメラが使えない予算の場合で
インタビューを同録したい場合は有効である。
もちろん、随時、ヘッドフォンで確認できるので
しっかり、モニタリングすべきではある。
まぁ、今後の課題としては、
PCMレコーダーを、XLR入力があるタイプにしても
同様な手順で対応できると思うし、
ワイヤレスマイクの場合、レシーバーに
モニターアウトが有って、バリアブルに可変できれば
同様の収録がワイヤレスでできる。
私は、ソニーの業務機種のワイヤレス
UWP-C1を持っているが、なかなか、SNもよく同録できる。
理想を見ればキリがないが、
無いならないなりに、やりくりで切り抜ける。
でも、クオリティーは上位機種と同等なレベルをキープするのは
絶対条件だと感じます。
カメラマイクでは、タッチノイズが激しいし、埋蔵マイクに指向性が
ないのでSNも悪く音に芯がない。
とりわけ、SNが悪いのでホワイトノイズ的な、
「シー」音がかなり気になる。
編集ソフトによっては、フィルターで消す事もできるらしいけど
そこは、編集に頼らず、高価なミキサーを介さず
手軽なPCMレコーダーを用いた方法を紹介してみます。
まず、なぜ5D単体ではSNが改善されないのか。。。
詳しい事はわかりませんが、内臓のヘッドアンプの
仕様だと思う。
録音レベルは、オートとマニュアルがあり、
内蔵マイクで音が聴けるレベルにしている
「マニュアル」レベルでも、録音されている音の根底に
「シー」とノイズが気になる。
また、DSLR用のガンマイクを用いても、完全に解決されている感じが薄く
オートでもマニュアルでも、「シー」音が気になる。
インタビューでは、イマイチ、物足りないのである。
で、5Dの録音レベルをマニュアルにして下げていくと
ほとんど、「ゼロ」に近い、位置でSNが一気に向上する。
レベルの位置的には、「ゼロ」から2段階か3段階上げた位置ではあるが、
私の考えとしては、この5Dの録音レベルで、適度に増幅した音声信号を
送る事ができれば、クリアーな録音ができると考えた。
そこで、オリンパス社のPCMレコーダー LS-14を中間に入れる事を
思いついたのである。
5DとLS-14の接続は、ミニジャックでお互いを接続、
5Dレベルと、LS-14の録音レベル、ヘッドフォンレベルの相関は
写真の通りである。
ただ、このLS-14の入力は、ステレオミニジャックのみなので
有線ピンマイクなどのXLR仕様のマイクを接続する場合は
XLRからミニジャックに変換するケーブルが必要である。
また、アンバランスでの変換になるので、例えば、有線ピンマイクを
1チャンネル分に録音する場合、もう一方の2チャンネルに何も接続しない
オープンで置いておくと、ハムノイズが出る事があるので。
1本の有線ピンマイクの信号を、両チャンネルに分配するYケーブルのような
仕組みが必要である。
まぁ、1チャネルは相手、2チャネルは話の聞き手と、
有線ピンを2本、使うのであればそんな振り分けは必要ないし、
もちろん、独立して2チャンネルの音が録音できる。
そして、話し手の声量と比較しながら
LS−14の「録音レベル」をピークで割れない程度に設定。
その後、LS−14のヘッドフォン出力を写真のレベルくらいに上げる。
最終的に、5Dの録音レベルを確認しつつ、
LS-14の出力(出し)と、5Dの録音レベル(受け)で
お互いを調整する。
この時に、5Dのレベルを「オート」にしていると
SNが一気に悪くなるし、「マニュアル」でも
レベルの入りが中間間近では、あまり意味がない。
5Dのレベルは、あくまでも「セロ」から
2つ目、3つ目付近が一番、SNが良い。
とりわけ、簡易的なギミックだと笑われてしまうが、
C100やC300など、シネマカメラが使えない予算の場合で
インタビューを同録したい場合は有効である。
もちろん、随時、ヘッドフォンで確認できるので
しっかり、モニタリングすべきではある。
まぁ、今後の課題としては、
PCMレコーダーを、XLR入力があるタイプにしても
同様な手順で対応できると思うし、
ワイヤレスマイクの場合、レシーバーに
モニターアウトが有って、バリアブルに可変できれば
同様の収録がワイヤレスでできる。
私は、ソニーの業務機種のワイヤレス
UWP-C1を持っているが、なかなか、SNもよく同録できる。
理想を見ればキリがないが、
無いならないなりに、やりくりで切り抜ける。
でも、クオリティーは上位機種と同等なレベルをキープするのは
絶対条件だと感じます。