ニューヨーク在住の時、
スポーツ、バラエティ、報道と担当する中、
毎年冬になると、ファッションショーの
オフィシャルカメラを担当することもあった。
英語の家庭教師を依頼していて、
その先生が、ニューヨークの撮影ユニオンの
会員で、彼のお陰で、半ば強制的に現地の
撮影ユニオンの加入させられ日本人が一切居ない
撮影現場で仕事をする貴重な時がもらえた。
そんな中、面白い光景が、
写真の様に、カメラフードに蛍光色で
縁取りを施行している光景。
最初、何の意味があるのか
解らず、現場で撮影していた。
が、しかし
ふと撮影終了後にランウェイから
カメラを見て、すぐに理由がわかった。
カメラの存在を、モデルに意識させるためである。
なるほどー!
で、私の所有するレンズフードも
分解して縁取ってみた。
施行時間も5分程度で完成。
こんな具合である。
まぁ、縁取りが、適している場面、そうでない場面が
あると思うが、こんな工作で現場をのぞむのも
面白いもんです。
久々に、
ニューヨークでパリコレクション
撮ってみたい衝動に駆られます。