
ノアード、グリッド、フィラメントの機構を持ち
従来型の三極真空管と同じ動作をするNutube
真空管アンプが欲しかったが、高価なため買うことを躊躇っていたが
これなら手軽に遊べると思い購入してみたのが経緯である。
Natubeのデバイスは5000円

電子パーツの販売店
「マルツ」にてNutubeと組み立てキットがあるのでこれを選びました。
キットがなければ、自分で設計しなけれrばならず、CADを持っていないので
躊躇したいた矢先であった。
Nutube@マルツ
キットの構成はこんな感じ、
特殊なパーツもなく、高圧な箇所もないので
中学生くらいでも組み立てができるのが
魅力的でもあります


基盤に背の低い、抵抗、ジャンパー殻組み込んでいきます

付属の抵抗は標準的な抵抗なので、
次回は、金属抵抗など音質にこだわったパーツ選びも
面白いのではないかと思う。
のんびり制作して、約60分ほどで組み上がる。

久々の工作ではあったが、小学2年生より
ラジオの自作をしてきているので、半田付けも
むしろ体が覚えているので、難なく完成させることができました。
でも、老眼ゆえにそろそろこの手の組み立ては
拡大レンズが必要な年齢でもあって、むしろ、そこで落ち込む感じです。
1kHzのサイン波を入力、両チャンネルのレベルをバイアスにて調整

シンプルな構成とあってバイアスは2箇所で調整

バイアスの調整で、Nutubの2箇所が点灯、真空管といえど基本技術は,
蛍光表示管(VFD)なので、青白い点灯が印象的。
そして真空管アンプの特徴として、「2倍音」の表現がある
「倍音」とは、、、
固有の周波数からなる「基音」と、
さらにそれを豊かで味わい深くする「倍音」。
倍音は、2倍、4倍の整数倍の周波数になる。
これが声や楽器固有の音色を形成する。
オーディオ業界では、「高次高調波」「高調波歪」と表現するのですが、
その中でも偶数系の歪みは心地よい歪みとされ
基本波に対してオクターブ的な要素が所以とされている。
この辺りが真空管で表現され、
トランジスターアンプとは一味違った音色となるのである・
倍音は奥が深い!!
現状、Nutubeは振動に弱く、
無音の状態で、ディバイスに振動を加えると
「キーン」と金属音がする。
普通に机に置いた状態では気にならない程度だが、
外部から強力磁力を加えると、内部が防振されて
音の芯がしっかりするというレポートも少なからず
報告されているので、興味深いので実験しみようと思う。
電池で動く「真空管Nutube」
エレキギターのエフェクターだけにしておくのは
もったいない逸材である。
ちなみに工作キット、Nutubを併せても15000円
真空管の音がこれで買えるならお手軽です。