吉野山 千本桜
吉野山には、約3万本の桜が植えられていると言われおり、区域により低いところから、下千本・中千本・上千本・奥千本という名称で呼ばれています。それぞれの区域には、標高、地形、日当たり、土壌などの違いがあり、その年年の気候の違いと相まって、下千本から奥千本にかけて、約一ヶ月もの間、多様な姿を楽しむことができるのが吉野山の桜です。吉野山という名称から、植えられている桜が染井吉野(ソメイヨシノ)であると連想される方もおられるようですが、染井吉野は、江戸時代 江戸の染井で品種改良されたもので、吉野山の桜は、山桜が8割を占めています。