百年の恋

「百年の恋も覚める」と、言う言い方があります。

　素晴らしい美人で、勉強もできて，親切で・・・・非の打ち所がないと憧れていたのに，あるとき，片肌脱いでベランメェ。
いや、まあ、こんな場合はかえって惚れ直しちゃう場合もあるかも知れませんね。

　えっと・・・・そうですね，実は，陰でみんなの悪口を匿名ブログに書きまくっていた・・・・　というのではどうでしょう？

　たいてい，このような場合，「なんか、幻滅しちゃったわ」と言うのを聞きますね。
「あんなに素敵だと思っていたのに。あんな人だったなんて。」

　でもねぇ、その，「素敵な人」って言うの，思い込みだったってこと、ないですか？
素敵な人だと思えば思う程，それが崩された時に落差が大きい。そればかりか，自分のあこがれがこわされた恨みまでそこに加算されて，「かわいさ余って，憎さ１００倍」みたいになる。

　そう言う事ってありませんか？

　人って，誰かの期待の為に生きるのではないと思います。
人は，自分自身になる為に生きるのだから。

「百年の恋」などしないほうが、恋する人，恋された人，双方にとって良いのでは。そんなに生きられないんだし。ね。