おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。
昨日は慌ただしかったので,記せませんでしたが,今日はちょっと長々と書きます。
一昨日は,嬉しい日でした。
まずは、五反田時代に月に1~2度は必ずご利用いただいていた,男性3人組のお客様がお久しぶりにいらしてくださったのでした。五反田を終えたのが昨年7月でしたから,実に8ヶ月ぶり。
お二人は既に昨年リタイアしていらっしゃいますが,お一人は現在も会社のお偉い方で,運転手付きの黒い社用車をアトリエの玄関にぴたりと付けてのお出ましでした。
生き馬の目を抜くようなビジネスの世界にいられる方々ですのに,おいでになる時はいつも楽しく明るく純粋で笑い声が絶えず,私は心の中で「少年団」と呼んでおりました。
懐かしい空気が流れ,タマリも心から楽しい時間を過ごしました。あたらしい「たまり」をとても喜んでいただきました。お久しぶりだったので,ちょっと来ばてお料理出しすぎちゃいましたね。でも,それもとても喜んでいただきました。
悠然と歩く二人の後ろ姿と,黒塗りのお車をお見送りした後も,なんだか,胸がほっこりしました。
次に見えたのが,私がよく入り浸っている「からん」さんの常連さんお二人でした。
「からん」は柿生の駅の南口を出て商店街を左に行くとすぐある雰囲気の良いお店で,いつもにぎわっています。五反田の帰りに,ちょくちょく寄っていたのです。カウンターの常連でした。
私は,よそのお店のお客様をとっていくような事は避けたいので,絶対にお誘いはしないのですが,二人で誘い合っていらしてくださったのでした。女の方は,特に器が気に入ってくださって,ひょっとしたらアトリエに来て初めての陶芸教室の生徒さんになってくれるかもしれません。
さて、この日は,ちょうどいい感じに入れ替わりで3組のお客様がいらっしゃったのですが,もう,9時半を回って駆け込んでいらっしたのが,やはり五反田時代に名古屋からの出張のおりにちょくちょく寄って下さったお客様でした。何か通じるものがあったのでしょうか?様々な事をお話しして,随分親しくなりました。
昨年23日の内覧会の時にも駆けつけてくださり,本当に嬉しかったのですが,その後なかなかタイミングが合わなかったとの事で,やはりお久しぶりのお出ましでした。この日は,歯科医の先生とお二人でした。お腹がすいておられると言う事で「たまり」の薬膳カレーをお出ししました。
この日のはレンズ豆と山椒の実を使ったカレーで,他に,高黍などの穀物や,ひよこ豆などの荷崩れしない豆を中心に沢山の地場野菜とスパイスをふんだんに使って作ります。5種類くらいのレシピがありますが,そのうち,2種類を常時おいているようにしています。
「たまり」の体を思いやる食事を愛して通ってくださっている常連さん。大切にする為には,きちんとこのお料理を精進せねばなりませんね。
実は,このかたは前日もいらしていて,昨日もお昼に二人連れでいらっしゃいましたので,3連チャンでした。ありがたい事です。宿をアトリエの近くに取ったのだそうです。今日,名古屋にお帰りだと聞きました。
様々な方々に支えられて,「たまり」は歩いていきます。
どうぞ,今後ともよろしくお願い致します。
チャリティーイベントを開催します。
アトリエebcのホームページもご覧下さい。