タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

できること。いわき市内幼稚園のために。

2011-05-30 07:51:57 | おもろかったい
おはようございます。

陶話作家のクメタマリです。


先日,福島県いわき市にご主人のご実家のあるママさんが見えて,次のようなお願いをなさっていました。
私も,出来る事があればと考えておりましたので,中継地として,私のお店,アトリエを使っていただく事といたしました。以下,いただいたメールを添付いたします。


福島県いわき市にある幼稚園をサポートするため、下記の支援物資を集めています。

 ◎放射能の着いた床,物品などを拭き取るためのタオル,または古いTシャツなど。
 

この地域は、震災後2ヶ月経った現在も、放射能の影響でコドモ達が外で自由に遊べない状況にあります。
通園時に雨にぬれた際、コドモ達の持ち物をひとつひとつ丁寧に拭いてあげるそうです。安全確保のため、使用したタオルは再利用せず、使い捨てて使用しているとのこと。
今後、外遊びが可能になっても、まず遊具をタオル等で拭いてから遊ばせる等、子供達の安全を最大限に確保していきたいと願っておられます。
(この地域は、津波の影響が大きく、園児達の家庭からタオルを持ってきてもらうのが
 難しい状況だそう)
※新品ではなく、使い古しのタオルや、使い易くカットしたTシャツ等でOKです。

同じ小さな子供のママとして、少しでも何かできることはないか。。
そんなママ達の思いをたくさん合わせて、大きな力にできたらいいな。
そんな思いでいます。

ご協力頂ける方がいらっしゃれば幸いです。
6月23日に子育てサークルで開催するバザーの機会を通して最終回収し、
6月末に発送予定です。」


 先の見えない状況で,いつまでこのような状態が続くかわかりません。
 少しでも結構ですので,下記,アトリエまで郵送いただけると幸いです。
もし,ご近所の方にひと声かけていただけましたら,もっと幸いです。
どうぞ,多くの方々のご支援をお願い致します。




川崎市麻生区高石1-11-1F1アトリエecb内 カフェ「たまり」宛

よろしくお願い致します。

弁当男子

2011-05-29 19:26:40 | おもろかったい
こんばんは
陶話作家のクメタマリ・・・・・・本人です。

 今日は,長男の弁当の仕込みを手伝いました。
彼はいま演劇関係の専門学校に通っています。稽古が長引いたりする為,時間が不規則なのであまりバイトもきっちり行けず,お金がなくていつもピイピイ言っています。そこで弁当作りを勧めたところ,けっこう毎日作って持っていき始めました。でも、内容を見ると,白飯と冷凍の弁当用素材が並ぶと言うもの。本人も気にしているらしく,野菜を入れたいのだけどどうしたらいいかしら・・・・・・と、相談に来たので休みの今日、手伝うことになりました。

 一つ目はキャベツと人参の蒸し物。食べやすくちぎったキャベツと,短冊に切った人参を平たく更に並べ,クレイジーソルトを振りまいて電子レンジへ。しんなりしたら出来上がりと言う,超お手軽なもの。これくらいなら朝作ってもとお思いかもしれませんが,ほんのここまでやっておく事によって,その後のバリエーションが広がって飽きないのです。
 当日の朝,そのままレンジのほか、バターを乗せてレンジ,マヨネーズでレンジ、ケチャップでレンジ、白だしでレンジ等々,卵でとじてもいいのです。

 2つ目は蒸し芋。ただ、ジャガイモと,サツマイモを弁当箱に入れやすい大きさに切って,蒸し器で蒸す・・・それだけの準備ですが,これ,冷蔵庫に入っているとすごく便利。衣付けて(そのままでもオーケー)油でさっと揚げて,醤油を絡めたら弁当置かずにはとっても美味しいのです。後は,バターと蜂蜜乗せてレンジへ。甘辛くて,とてもいいのですよ。

 あとは、弁当の定番、きんぴら。今日は,蓮根,牛蒡,人参で大量に作っておかず用のカップに入れて冷凍しちゃいます。ごま油,みりん,醤油,だしの素少々と最後に白ごまを振りかけて出来上がり。

 長男の今週の弁当箱の中身の充実に,少しは貢献したでしょうか?

 さて、この様子,カメラが壊れたため携帯で撮ったのですが,昨日からアンドロイドで全く編集画面に入れません。
auさん、どうなっているのでしょうか?混みすぎてるため?それとも,台風のためでしょうか?

観察日記壱

2011-05-28 09:34:56 | おもろかったい
おはようございます。 本日はたまりのブログではありません。

娘でございます。
お初にお目にかかります。
女将じゃなくて、従業員がブログをかくなんて、

あんなに、毎朝毎朝「ブログ書かなきゃ!!」と言っていて、隣で私は「お腹すいたよぉー。ご飯食べようよぉー」とひもじい思いをしていたのに、
最近めっきり書かなく、書けなくなってしまったようで。

思いや考えを外に発信できる形(文字など)に変換するのが苦手な母。
引き換え、私は小説、脚本、詩など書いています。
「外に発信する形」に変換する作業が大好き。人には適材適所というものがありますね。
そんな母に代わり私が書きます。


 さて先日、夜のご予約で8名様が「酒房たまり」をご利用してくださいました。
お酒に、お料理、ご満足いただけたら幸いです。

そのお客様達のなかに、父の学生時代からのご友人様がいらっしゃいました。
母と父のなれそめも聞き、
実は最近失恋したばかりの私は「ケッ!なんだよ、なんだよ!!いいですなぁ!!」と思いつつも

恥ずかしがって茶々をいれながらも、嬉しそうな母と父をみて、娘の私も嬉しくなりました。

(すっごく)喧嘩したり、笑ったりを繰り返して、もう25年も一緒にいるそうです。

父のご友人様も、
「こいつはいい女性見つけてよかったよ。俺、すごい嬉しかったんだよ。」と何度も言ってらっしゃいました。
こうやって喜んでくれる人がいる、というのはそれだけで喜ばしいことですね。

一人だけで喜ぶだけじゃなく、二人だけで喜ぶだけじゃなく、みんなで喜ぶ。

しかし、あまり観察日記らしくないですね。
母の観察不足が伺い知れますね.....。

お店のデザートの仕込みをしている母の事はよくみているのですが....(主に母ではなく、デザートのほうを)

夜だけではなく、お昼のランチも勿論営業しております。
ぜひお待ちしております。

こんばんは

2011-05-27 23:16:38 | おもろかったい
すっかり夜も更けました。
こんばんは、陶話作家のクメタマリです。

さて、皆さんはこんな経験はありませんか?
家族と口論になった。
相手が訳はあるのだろうが無闇に機嫌が悪く、なにやら理不尽に言いっぱなされてしまい、こちらも疲れているものだから言い返すのも疲れて手にしていた洗うはずの茶碗をその場に投げ捨てて家を出てしまった。
と、いった、とても特殊のようでいて、結構あちこちで見かけそうな経験。

こういう時にわたしはまっすぐ自分の車に乗り込みます。
いえいえ、走らせるのではなく、乗り込むのです。

仕事柄、車は不可欠。また、荷物が運べるように後ろがペタンコになる古いワゴン。
ここに布団と本と携帯持ち込めば、ほとんどのことはできますね。
こどもたちに部屋を占領されているため、家に変えると一人になる時間を持てない私ですが、車の中なら、誰に遠慮もなく一人きりになれます。

無闇にお勧めはしませんが、結構いいものです。


お久しぶりです。

2011-05-26 09:40:57 | おもろかったい
おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。


 なれない考え事を言葉にする,と言う作業を続けていたら,頭がパンクしてしまいました。
「自分を突き動かして物を作らせるものは何か・・・・」と言うテーマで考え続けていましたが,その間,様々な出来事があり,様々なものを見、出会い,その間も私はやはり創り続けていて,そして何故私が創るのかはわからずじまいです。

 でも,考え続ける作業をする事によって,私は若い頃,もっともっと切羽詰まって何かを表現したいとあがいていた頃を思い出しました。そして,少しその頃の純粋できりきりしていた感じを取り戻した気がします。

 まあ、さてさて、それがいい事やら何やら。

 この間,カメラが壊れてしまったようなので,写真がアップできません。
それも,何か,意味がある事なのかもしれません。

 「フィルターにかかったものなど,今は捨てよ。」と、言う事かも知れないと思ったりもします。


 20日から一週間近く,アップをさぼっていたのに,ちゃんと除いてくださる読者の方がいてくださる事もなんだか,驚きと励みになりました。


 原因は自分ではわからないにしても,私が物を作るには,きっと何か意味があるのでしょう。それに,何の意味もなくても,きっと私は創る事をやめる事はないと思います。


 明日から,娘が「タマリ観察日記」を書いてくれるそうです。

 違った視点から,いずれまた「私を突き動かすもの」についてのアプローチが出来ると言いなと思っています。

 いつもおつき合いくださる皆様、心から感謝。これからもどうぞ,よろしくお願い致します。


クメタマリ拝

私を突き動かすもの またおかわり

2011-05-19 10:10:46 | おもろかったい
おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。

 突き動かす物について,様々な人の,さまざまな事情とか言葉を集めてみたら,アートだけではないのだと言う事に気がつきましたが,
そのような事は当たり前ですよね。でも,こうやってテーマを決めて書き込んでみると,見えてくる事って案外あるものです。きっと,みな,何かに突き動かされて毎日を生きているのではないかなあと思うようになりました。

 ただ、その”何”かと言うのが抽象論でなく自分にとって”何”であるのか,そして,自分に飽きもせず粘土をこねさせる物は”何”であるのか、これを知りたいと思い毎日自問して来たのでした。

 ここで,一昨日の話をします。

 若い二人のお母さんが開店と同時にやってきました。タマリさんに相談したい事があると言うのです。
一人の方のご主人が福島の人で,今,福島の幼稚園児はけっこう大変な思いをしているらしい。
放射能の着いた床などを拭き取るタオル地などが大量に必要だったりするらしい。そんな作業をしている事など,全く知らなかったので,ショックでした。

 また、手作りの,幼稚園バッグなども,足りて入るのだろうが気持ちをこめて創られた物が送られてくる事はとても励みになり,勇気づけられる物だと言う事なのです。
数が沢山欲しいわけではない。それよりも,ひとつ,ひとつを丁寧に作ってくれたらと言う事です。

 タマリには,タマリの周りにいるいくらか年配のボランティア精神のある方々に制作依頼が出来ないだろうか?また、呼びかけるならばその文面を一緒に考えて欲しい,と言うものでした。

 カフェには大きな掲示板があるので,娘に書かせて目だつ物で呼びかけよう,私は生協や,学校や芝居仲間,骨髄バンクの仲間に声かけすることになりました。お客様にも,きっと手伝ってくださる方がいるに違いない。ブログや,メール通信で呼びかけよう。

 
 そんな中,昨日の夜の事です。
お久しぶりの方からお電話がありました。骨髄バンク川崎の代表をやっていらっしゃる方です。
福島の子どもたちを助ける為,バンクの人間で何が出来るかを相談したいと言うこと。「たまり」に集まれるだろうか?と言うお話でした。バンクは骨髄の提供の支援だけでなく,白血病にならせないと言う事も,大きな使命であるはず。私も,その話には心から賛同するのです。いま、国は子どもたちを置き去りにしている。次世代をになう子どもが病気になるのを国を挙げて阻止しなくてはならないのに,国が見ているのは電力会社の保護の事ばかり。ならば,彼らに,私たちと同じ思いをさせない為に,私が出来る事もあるはず。


 あまりにタイミングが合いすぎるので,これは,きっとなにか始めなくてはならないと言う事なのかなあとも思います。

 さて、落ち着いて,落ち着いて。少し興奮しましたね。
 ともかく、日本人には,大変な思いをしている同じ日本人の事を常に頭に置く,と言う習慣がつきました。そして,忙しい毎日ながら,何かの役に立ちたいと言う自らの中にある何だか抑えがたい物があることにも気がつきました。
そして、そのような思いを抱く自分も,自分を含めた日本人も,それほど捨てた物でもなさそうだと思い始めています。


 そこにある,私たちを突き動かす物って,いったい何なのでしょう?
いつもいつも,「?」で終わってすみません。


写真は,食べ終えてから水に活けておいた芹


私を突き動かすもの おかわり

2011-05-18 07:01:47 | おもろかったい
おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。

 日曜日は,最近始めたシャンソンの師匠”朝美かおる”さまの出演するライブに行ってきました。

 実は「カフェ たまり」でも教室をやっていて,今のところは未だ先生の都合と,生徒さんの都合とがうまく合わなくて不定期みたいになっていますが,やがては定期的に教室として大きくしていきましょう。そして年に一度は「カフェ たまり」でシャンソンライブ。また,もう一度は都内のステージに立つように、課題と目標を持って楽しくやっていきましょうと帰りにもお話ししていたところでした。

 この日のライブは,新宿一丁目のシャンソニエとしては由緒ある「シャンパーニュ」。シャンソンの世界では有名な故矢田部道一さんのお店です。朝美さんの他に,女性と男性の歌い手さんが出ていました。みなさん,それぞれに個性的で,聞きごたえのあるライブで満足しました。

 さて、ステージが終わり、朝美さんが引けて出て見えるのを待って一緒に新宿まで歩きました。お茶でも飲みたかったのですが,晴天の日曜日の夕方。どこも満杯で入れません。結局小田急線のホームに入った左手にあるカフェとも言えないカフェでお茶する事に。いやいや、やっとありついた飲み物,贅沢を言ったら罰が当たりますね。朝美さんはメロンジュース,私はホットコーヒー、一緒にいた夫は生ビールで乾杯です。

 朝美さんの歌うシャンソンには,反戦歌が多い。恋の歌よりも情景が浮かび,心がこもると彼女は言います。

「もし、息子が戦争に行ったらと、私はその心情になって戦争など無くなれ,と,歌う。」

彼女の反戦歌は,言葉が直接体の中に突き刺さるように入って来て,鳥肌が立ちます。

その朝美さんは,歌う事についてこう話してくれます。

「忙しいし,大変だし,体もきつくなってきているし,やめてしまってもいいのだけれど,歌う事をやめてしまったら,なんだか何も残らないもの。いつまで歌えるかわからないけれど,70才、80才まで歌っている人もいるし,歌えるうちは歌いたいわ。」

「80曲くらいなら,少し練習すればすぐステージで歌える。犬の散歩や,電車の中や,色んなところで歌詞とメロディーを反復しているの。どこを忘れかけているかチェックできるでしょう?ステージ当日,他の出演者と選曲がかぶっていて,急遽変更する事だってけっこうあるし。すぐ歌えるようにしておかないと。」

「忙しいので練習時間がしばしば真夜中になる。うちで大声を出すわけに行かないので,車で出かけて駐車した中で声を出すの。すると巡回中のおまわりさんに声をかけられる。携帯を見せて,電話中ですって,ごまかすのだけど。」

 朝美さんは,3月に意識不明で倒れ,救急車で運ばれています。疲労が重なっていた為とご本人はけろりとしています。母であり,妻である朝美さんが、彼女のように活躍し歌い続ける事は並大抵ではないなあと感じます。

でも、その障害を障害でなくしてしまうもの、彼女を突き動かしている物があるはずです。




わたしを突き動かすもの よりみち

2011-05-17 09:04:49 | おもろかったい
おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。

 先日,二十歳の娘が失恋をしました。初めての失恋で,見ているのもしんどかった。辛さからの迷走も見えましたが,この時期に何を言ってもきっと耳には入るまいと思い,見守っていました。

 先日ようやく少し落ち着いたかに見える彼女に,このことだけはと話しました。

「男は一生つき合うとは限らないけれど,仕事は一生つき合う物なのよ。男なんて当てにならない物でなくて,一生つき合える自分のライフワークって言える物を探そう。あなたはもう見つかっているじゃないか。今はスキルを磨く為に邁進してみよう。」

 恋のエネルギーと言うのは、おそらくは種の存続に関わっている為,なかなかものすごい物です。だから、本人も,周りの人間も,行動がうっかり恋によって突き動かされているように錯覚をする事があります。でも、要因のひとつにはなっても,行動の根源となる物ではないのではないかと思うのです。
元々持っていた「突き動かす」何かを、恋のエネルギーが後押しした,幸運な例。反対に,圧倒的な恋の嵐によってそぎ落とされてしまう事のほうが多いのですから。

 

私を突き動かすもの もいっちょおかわり

2011-05-17 08:55:21 | おもろかったい
おはようございます
陶話作家のクメタマリです。

 このところ,愚にもつかない独り言におつき合いいただき,申し訳ありません。

 先日,みんなで話していた時には気がつかなかった事ですが,わたしが個展を開くとき,目的はやはり売る事です。売れていって,その方に気に入られて使われる事が目的です。床の間に飾ってくださる方がいらして,それはそれで嬉しいのだけれども,ペタペタと使ってくれたほうが嬉しい。壊れたらそれはそれで使命を終えたと思うし,使い続けられて,経年の美しさを獲得してくれたら,それは冥利に尽きると言うものです。

 私の食器達は,特に女性に愛していただいてけっこう売れます。(飛ぶように,とは申しませんが。)だからこそ,今までやって来れたのだし,売れてくれると言うのは,とても大切な事ですよね。一応の評価でもあるわけだし。
 でも、売る為だけに作っているのかと問われたとしたら、それも違う。はっきりと,キッパリと違う。


 なぜなんだろう・・・・


 (考えてます・・・・・・・・・)






 よく,人間は,根源に自分を表現しようとする欲求があるのだ、とか言うけど。そうなのかな・・・・
いや、もっと噛み砕いた言葉で,自分自身にわかる言葉で書きたい。

 物作りの癖して,どうして自分が創るのかの明確な意識もなくてよく作っていられるのかとお叱りを受けるかもしれませんが,本当にわからないのです。でも,創らずにいられない。もし創るのをやめてしまったら,きっと生きているとは言えないでしょうし。

 時間が無くなりました。
今日はここまでにします。考えている時間が,ちょっと長過ぎましたね。

 

私を突き動かすもの その次の次

2011-05-16 02:31:07 | おもろかったい


おはようございますのご挨拶には、もはや早すぎますが,
ともかくも,寝付けないでいる陶話作家のクメタマリです。

 カフェ定休日の昨日、遅く起きてテレビをゴロゴロと見ておりましたら,何かの取材番組がありました。

 この頃,とんと記憶が途絶え気味なので、ひょっとしたら肝心な事は抜け落ちているのかもしれません。でも、幼少よりこの傾向は色濃くありましたし,なにより、一般常識ではいかがな物でも,タマリが覚えている事がタマリにとっては肝心な事なのだと,開き直るようにしております。

 さて、その番組は,高齢者を巡ってその方のお話を聞く,と言う趣旨の番組でありました・・・かと思います。
 この日の主人公は101歳のシゲノさん。確かタバコ屋をやっている方です。101歳になって,お若く見える事がご本人嬉しいかどうかは置いておいても,20、30才はお若く見える元気いっぱいの体も心もしっかりした方。ひょっとしたら,一緒に暮らしているご家族には,老いとか,ボケとか,見えるのかもしれませんが,ブラウン管を通してほんの数十分間見ている私には,まるでわかりません。
 お肉がお好きで沢山ご飯を食べて、恋の話をなさる時には18歳に戻って「胸が熱くなる」、色の白い,かわいい”女性”です。

 そのシゲノさんが,お食事をなさる前に,チュッと投げキッスをしました。その先には先立たれたご主人の写真。小粋な婆様です。

 また、シゲノさんは,毎日俳句を書いています。俳句,書き留めておけば良かったなあ。素人目にも,なかなか見事な句です。
 記者さんの,「毎日書くのは大変じゃないですか?」のまったくもってつまらない問いに,シゲノさんはにっこりと答えます。


「生活と言えども詩。生活にはポエムが必要なの。」

 

私を突き動かすもの その次

2011-05-15 11:39:20 | おもろかったい
こんにちは
陶話作家のクメタマリです。

 今朝は、昨夜ちょっと飲み過ぎたのか,頭が痛い。そんなに飲んだかしら????何に突き動かされてそんなに飲んだのだか・・・・・

 さて、突き動かす物と言えば,次男がベースギターをやっていまして,初めてのライブらしき物が先月23日アッシュ・グローブさんのチャリテーライブの前座でした。
彼は,ただひたすら時間を見つけてはベースを奏でていたい。それが妨げられると,病気になるらしく,これだけは,全てが3年で終わりを告げる彼の夢中遍歴の中で唯一6年続いている物です。昨年は,とうとう大学をやめて、音楽の勉強を始めました。全てのバイトの稼ぎを様々な楽器のレッスンにつぎ込んでいます。今度は作曲を勉強したいと,教室を探し始めました。

 音楽も,お腹がいっぱいになるわけでもなく,あえてこの世になくてもいい物。けれど,音楽が無くなったら生きていけないと感じる人は多いのではないでしょうか?
音楽は,目には見えない物です。けれど,圧倒的な存在として,我らのかたわらにあります。

 それでは,アートと言う言葉で一括りにされる、その他の芸術はどうなのでしょうか?








 

私を突き動かすもの 次

2011-05-14 08:34:07 | おもろかったい

食われかけのアトム


おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。

 いったい,絵描きさんは,どうして絵を描くのでしょうか?
それを生活の糧にしている才能に恵まれた幸運な人は別にしても,どうして人は絵を描くのでしょうか?

 先日,アトリエで何人かで話をしていました。そのうちの一人,アトリエリーダーの堤さんの言葉です。

 「自分は,グラフィックデザインで生活しているんだけれども,初めの一年,デザインだけやっていた。そしたら,自分が空っぽになったようで自分の中に何にも残らなかった。だから,自分は,絵を描いていなければいけないんだなと思った。描いていたほうがいいんだなって。」

 もう一人は,やはりアトリエメンバーの純子さん。40を過ぎてから,美大に入り直した猛者です。この人も,描かなくては,と思い直して,OLをやめたのだそうで・・・・・・・

 メンバーの一員で,抽象画を描いている茂木さんは,今,木切れの木目にひたすらドットを乗せていく作業がおもしろくてたまらないのだそうで、「タマリさん,何か,いい木があったら・・・・」と、目を輝かせます。

 どうしても,描かなくては行けない理由って言うのは,何なのでしょうか?描いていたほうがいいんだなって思わせる物,仕事を辞めてまでも描かなくていられないもの、描きたくて,目が輝いてしまうもの。
私たちの日常でも,絵が描きたいなあと思う事って,結構沢山あって,それって,いわゆる「必要」とは少し離れたところにあったりします。

 私が,粘土を触りたい衝動は,どこからくるのでしょうか?


 

私を突き動かすもの

2011-05-12 23:23:12 | おもろかったい
こんばんは
陶話作家のクメタマリです。

 このところ,毎日作っています。

何せ,連休の後の,人の影のまばらな事。

 ですもの,作らなくちゃ,せっかく毎日アトリエに来ているのですから。

 でも、私は,どうして作るのだろうかと,いつもいつも疑問なのです。根本的な疑問。わかんないから作るのだ、と、お定まりに納得してみせるのですが,実はいつもいつも胸に落ちているわけでもない。

 10年くらい前に,作り続ける事がしんどくて,普通の主婦になりたい,もう,ものつくりはやめるんだ、と、宣言した事があって,けれども一週間後にはまた,作り始めていたのでした。

 この,作る,あるいは創ると言う事に関して,私を突き動かしている物は何なのでしょうか?

湯快爽快

2011-05-11 11:30:44 | おもろかったい
こんにちは
陶話作家のクメタマリです。

 今朝は近くの温泉に行ってきました。
 歩いて15分程のところにある、その名も「湯快爽快」

 黒い色のお湯で,炭酸水素塩温泉。美肌の湯なのだそうです。

 お気に入りのうたたね湯をはじめ,ぬる湯、あつ湯、信楽壷湯やサウナなど,バリエーションも豊か、食堂も、広い休憩所もあって、きっと一日いても十分飽きずに過ごせるのでしょう。やった事はないのですが,いつか・・・・・・

9時から入ってゆっくり1時間。10時半には,アトリエにつきます。

連休も休まなかったので,たまには,リフレッシュ。

シンディー・ローバー

2011-05-10 23:04:50 | おもろかったい
こんばんわ
陶話作家のクメタマリです。

 シンディーは好きな歌手の一人。何かにぶち当たるような歌いかたがことさら好きなのです。

 震災直後に,彼女のライブがあったそうです。競演は,ジャズミュージシャンのTOKU。
TOKUは、停電の恐れもあり、節電で街も暗く,交通の弁も不安定な中,中止になるかと思ったそうです。
しかし,彼女の「やる」との鶴の一声で開催が決定。

 TOKUの心の中には,音楽が娯楽であると言う思いがどうしてもあり,プレーしてていいのだろうかとすら思ってしまったそうです。

 けれど,「シンディーは,日本人が復興できる人たちだと強く信じていた。だから今、一緒に落ち込んだり悲しんだりするより,先の事を考えて、パワーを置いていこうと考えたんだと思う。思いは未来に残るから」(TOKUの言葉。今日付けの東京新聞)

 今朝,テレビニュースを見ていたら,退去勧告が出ているにも関わらず,東北に残って街の復興に尽力するイギリス人と,避難所でみんなのマッサージを続けて人々を癒すタイの女性の事を紹介していました。
 イギリスの方は大学の準教授。一度,帰国しかけ,そこから自分の住んでいたところの惨状を映像で見て,引き返したのだそうです。彼は,自分の街を日本一の寿司の街にするのだと語ります。
 タイの女性は,自分が結婚して暮らしていた町の漁師達が体をやんでいるのをまじかに見て,家族を残してタイに一時帰国し,タイ式マッサージを会得して戻り,みなの為にマッサージを始めたのだそうです。彼女は,自分も被災者でありながら,避難所の一人一人をマッサージした後その手を握り,「がんばろうね」と声をかけています。

 みな,未来を見ている。そして,今を生きてる。そして,思いは未来に残る。

 このところ,自分の出来る事を常に探っているような気持ちでいましたが,
私は,このアトリエが様々な人の交差するコミュニティの場となる未来を見ているし,その為に,今を精一杯生きてる。自分を追いつめるのは,やめることにします。