節分の日は北新地は仮装パーティーとなります。お店の玄関や、道などに仮想した人たちがたたずんだり、歩き回っています。一部のかたは、集合記念写真を撮っていたりします。
北新地だけでなく、大阪ミナミでも多くのお店が仮装パーティーでにぎやかです。冬の節分仮装と夏の浴衣祭りが大阪の飲み屋さんでは特に華やかしいイベントと言えましょう。今年は、明日2月3日が土曜日ですので、今日(金曜日)と明日の2日に渡って節分イベントを行っているお店も多いようです。(土曜日お休みのお店も多いでしょうが)
さて、本日は「節分お水汲(く)み祭り」という催しが、堂島アバンザビルの裏手にある堂島薬師堂を中心に行われていました。2004年02月6日の 毎日新聞 大阪朝刊によると、この「お水汲み祭り」は、関西の魅力アップのための地域の取り組みとして、最初は毎年3月の第3金曜日に行うものとして始まったもの。奈良・薬師寺の井戸から汲み出した「香水」と堂島薬師堂の水を混ぜ、参拝者の竹筒に注いで無病息災を祈願ものだといいます。いつからか知りませんが、2月に開催日を変えて、節分の北新地を大いに盛り立てる行事になっているようです。ニッパチは景気が悪いと言われる飲食業界には実にげんの良いお祭りですね。
薬師堂横の特設護摩コーナーでは、うず高く積まれたお札がつぎつぎに炎の中に投げ込まれていました。
ここまできたら、行きつけのお店へ・・と思いましたが時間が早かったこともあり、失礼させていただきました。「お水汲み祭り」のご利益も私には効かなかったということですね。