慰霊と復興のモニュメントの水の流れが止まる日

2009年01月19日 | 人生は旅である。
「慰霊と復興のモニュメント」は、神戸市役所南側、東遊園地内に阪神淡路大震災の多くの犠牲者への追悼施設として平成12年1月16日に設置されました。

モニュメントの上部からは常に水が流されています。この地下に、6千名を越す犠牲者のうち4千5百名あまりのお名前を刻んだ銘版が壁一面に張り巡らされた「瞑想空間 」があります。

いつもはガラス張りの天井に落ちてくるモニュメントからの水の音に包まれた空間ですが。1月17日には、この水が止められそこには白い菊の花が一面に浮かべられます。

花は、この日いらっしゃった方々が浮かべられるもの。ひとつひとつの花に一人一人の深い思いが込められて、この瞑想空間に降り注いでいます。


[菊の花が浮かべられたモニュメントの池]

[ろうそくの浮かべられた竹筒]