河北新報に東北歴博開館20周年記念特別展「蝦夷 ー 古代エミシと律令国家ー」展を報じていた、早いものであれから20年なるのかとの感慨と懐かしさで行ってみた。
娘が宮城県文化財保護課から東北歴博開館プロジェクトに異動してようやくこぎ着けた会館、旧歴史資料館時代からリニューアルする館の建築なども含めて多岐に関わてきた話を聞いて応援してきただけに私らにとっても感慨深いものがあった。
同時に河北町から移築した古民家「今野家屋敷」も茅葺屋根を葺き替え200年前の姿に再現された。
館の場所は多賀城市と家から近い事もあり度々行ったものだった。今野家屋敷の萱葺きの萱屋根を虫食いから守る為、燻すのに囲炉裏での焚火が欠かせないことと、屋敷の調度などの解説をする解説員ボランティアが担い。私の元同僚がボランティアとして時々詰めていたので先輩とお話がしたくて囲炉裏に立ち寄ったものだ。その萱が古くなり葺き替えの為暫く休館するという。話は戻って
1300年ほど前東北の地には律令国家の支配に属さない蝦夷(エミシ)と呼ばれる人々が暮らしていた。古代の歴史書には蝦夷は反乱を繰り返し。それを強大な律令国家が征伐する様子が残されていた。その蝦夷の流れをくむ2大勢力として清原家、安倍家があるとのとを知り新しい発見をしたような気がした。蝦夷は必ずしもアイヌとは同等ではないとの事も。