(箱根の紅葉)
きのうの衆議院の本会議、教育基本法改悪法案がまたもや強行に採決。法案が参議院に送られるというとんでもないことが起きています。とうとうここまできてしまったのかという危惧を抱きますが、右傾化する政治に心配する声が多く聞かれるようになってきました。
政府が提案する本法案の中身の最大の問題は①愛国心などの強制がされてしまうこと②国家による権力の介入がされてしまうという重大な点です。
「国を愛する態度」など20にも及ぶ徳目を示し、その達成を国民に義務付けていたり、第10条の教育は・・・国民全体に対し直接に責任を負ってという重要なところを削除。「教育振興基本計画」なるものをつくって教育内容を政府が決めて実施してしまうなど。ここそこに政府による力が入り込んでくるという中身になっています。
国会の内外でとにかく教育基本法改悪法案をこのまま通してはならないということで全国各地で大きな反対の動きが広がってきています。いまが大事、かわいい子どもたちに愛国心の強制なんてできるものかー!