障害者自立支援法による障害者の負担増があまりにも大きすぎるため、9月の議会では一般質問で障害者福祉サービスの利用料の減免・軽減策を求めました。
その後、「小田原市の障害者福祉はどうなっているの?」「デイサービスが高くて利用していけない」「地域作業場はどうなってしまうの?」などといくつか問い合わせがあり、電話や直接お会いすることによって現状をお聞きしています。
考えて見ますと障害者福祉サービスとは一般に言うサービスとはちがって、障害のある腕や足に代わってその人をサポートするもの。いわば生きていくうえで絶対になくてはならないものとなっているわけです。
しかしそのサービスはほぼ一生といっていいほど必要としていくものなのに所得の少ない人は必要なだけ利用することができません。なぜならばサービスを利用する際に利用料として一割の負担をしなければならないからです。実はこれが大変厳しいんです。
所得の少ない人とは低所得1、2の方たちですが、(低所得1とは年収80万以下、2とは1以外の低所得の方でいづれも市民税非課税世帯)もともと障害者の方たちは思うように働くことができませんので所得の少ない方たちが多いのです。本市ではサービス利用者の約半数は低所得者となっています。利用料の減免・軽減策が急がれています。