気ままぶらぶら

世間の片隅に住む、おじーさんのブログです。 嫁とのバトル、絵手紙紹介、ランチの紹介などジャンルは無節操。

すごい話を聞いた

2012年02月24日 | はがき絵

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またまたまた

バックナンバーの絵手紙でブログ更新です

想夫恋のお店が近くにないので

最近はもっはら 冷凍の想夫恋焼きそばを食べてます

冷凍と侮るなかれ これがめちゃうまです

きのうの朝 のこと 掃除機かけしていたら

「お~い たなのぶ」

玄関で俺を呼ぶ大声

出てみると小・中学校時代の同級生が玄関に立っていた

母親にお寺さんの連絡文を持参したとのこと

檀家の世話役をしているらしい

町内に住んでいても会うのは数十年ぶり

齢をとってもガタイは大きく 声も大きい

同じ年とは思えないほどエネルギッシュで元気いっぱいだ

「たなのぶ お母さんが元気でいいなぁ~」と彼が話し始めた

彼 I君が話すには

母親が2年前に他界した

母親は15、6年前から車いすの生活を送っていた

I君はお風呂入れ、 食事、 トイレの世話に至るまで

母親の生活の全てを自宅で自ら介護した

母親に元気を出してもらおうと

各地のお寺さんや名所をめっぐった

ワンボックスのクルマに布団を敷き

母親を寝かせて移動した

15、6年前は「バリアフリー」が今ほど完備されてなく

神社 お寺の石段を母親を背負い登ったという

車いすは子供が運び上げた

時には100段近い石段を休み休み登ったこともある

母親を送って2年になるが 母親がまだ家のどこかに居るようで

着物など処分できずにいる

生前もっと優しくしておけばよかったと後悔している

と語ってくれました

ん~ すごい

俺にはとてもできない

はたから見て十分に母親に孝行しているのに

まだ後悔しているとは・・・・・・

などと感慨にふっけていたら

朝 クルマで出かけたばかりの嫁から携帯の着信

「お義母さんの部屋の雨戸がまだ閉まったままだったよ!」

「心配だから のぞいて見て!」

大丈夫だよ思いながらちょっと心配な今日この頃です