首都圏の緊急事態宣言も今日まで。明日からはリバウンド対策について力を入れるという
けれど、対策を緩めてリバウンドを防ぐなんて都合の良いことが本当にできると人間たち
は考えているのだろうか・・と半信半疑のヒヨドリです。
ヒヨドリを観察しているとよく頭をかしげます。きっと悩み事が多いのでしょうね。
ゴジュウカは公園にいる留鳥の代表として、いつでもどこでも観察できる野鳥のハズだっ
たのですが、今冬に限っていえば数が少なくてなかなか観察することができません。今ま
ではヒワ類が圧倒的に多かったのでどこかに避難していたかもしれません。
昨日黄色のマヒワのイケメン君を載せたら、たまたまなのか意識的なのかベニヒワのイケ
メン君もポーズをとってくれました。マヒワもベニヒワも数の割にはオスの割合が少なく
探すのが大変なのですが、このベニヒワはマヒワにライバル意識でもあるのでしょうか。
勝負は・・引き分けですね。
見かける機会の少なくなったマヒワですが、団体行動から単独行動に移行する者が増えた
のもその一因ではないかと思われます。今回のマヒワ君も単独行動で体の特徴である黄色
味も強くなっている気がします。これはメスへのアピールですかね。オレはイケメンだぁ～！
水面の開けた河川敷を流れる川にコガモが姿を現しました。マガモと違ってここで繁殖
するのではなく、旅の休憩に立ち寄っているというところでしょうか。
すでにペアと思えるコガモがいると思えば・・
相手を求めてキョロキョロしているコガモのオス君
そこへ美人のコガモがやってきました。
マガモのオス君、早速アタック開始・・しようと思ったら・・
もう一羽のオスが乱入し、メスを取り合いの争いとなりました。
この状態ではどちらが有利か分かりませんが・・
こうして争っている間に肝心のメスはどこかへ行ってしまいました。チャンチャン!
このところの温かさで雪解けも進んでいますが、ちょうど木の根元のくぼみに水たまりが
できました。冷たいですが水たまりを待ち望んでいた野鳥たちは入れ替わり立ち代わり水
浴びにきていました。全員ずぶぬれになり寒くないのでしょうかね。
シジュウカラやヤマガラも来ていましたが今回はベニヒワの団体さんにお出まし願いました。
一見適当に水浴びしているかと思っていたら、それなりのルールがあるみたいで、一羽が
水浴びしていると並んで待ってます。
その一羽が一休みすると、行列の一番前のベニヒワが水浴び・・
後方の二羽は前が終わるまで待ち続けています。
ルール無視で割り込もうとしたら追い払われてしまいました。
水浴び場には次々とベニヒワが集まります。
ちょっと蜜状態なんじゃない・・ぐらい集まりました。
交代してよとばかりに、木の後ろで待っていたマヒワも出てきてさらに蜜に・・
一度会ったきりでその後姿を発見できなかったので、てっきり別な場所に移動していると
ばかり思っていたら、このところの暖かさで屋根の雪が溶けたおかげか、同じ場所で再会
することができました。私は珍鳥狙いではありませんが、やはり珍しい野鳥に出会うこと
は嬉しいものです。
今冬はベニヒワの当たり年でした。いずれの公園にもベニヒワの群れが飛び交い、おかげ
でいろいろなシーンを撮影することができました。ベニヒワとの別れも近づいてきました
ので、今回は今までにないアングルから撮影してみました。変態オヤジと怒られそうです。
お顔の見えるアングルも少しだけ・・
別な公園での出会いから半月遅れで、鎮守の杜の松にもイスカが現れました。ただ群れと
いうより小集団で恐らく先発隊ではないかと推察されます。昨日は広島で桜の開花が宣言
され、札幌の開花予想は一か月以上先ですが、それでも例年より一週間程度早いとのこと。
今月末には気の早い夏鳥がお目見えするかもですね。
ＭＦの一つである河川敷も氷が解けて水面が顔をのぞかせました。この河川敷は住宅地に
囲まれているのですが、堤防から野鳥までの距離が近いので春から秋にかけて度々訪れる
お気に入りの場所です。
川岸には早速ダイサギが現れました。
しかし、まだ人なれしていないので近づこうとするとすぐに飛び立ちます。暫くは遠目か
らの観測を余儀なくされます。
