丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

1967年10月16日の日記より

2010年11月08日 | 個人史
真っ白な新しいノートに
青い字を一字一字書き込んでいく。

このノートはまだ生まれたてだ。
何も知らない。

僕が一つ一つ心を入れていく。

しばらくすれば
このノートは心で一杯になるだろう。
僕の鏡だ。

今、鏡の面を拭くように
一字ずつ書いていく。
ノートは黙ってそれを見ている。
そして心が開かれていく。
静かに静かに開かれていく。

さあ、ノートの門出を祝おう。
新しい心の誕生だ。