中学生・高校生をターゲットとした本格的な小説専門月刊誌というのが刊行された。「小説エース」という雑誌だった。
中学から引き続き学研のコースを購読していたが(後述するが、1月だけ抜けているが)、そこでの宣伝や本屋での宣伝で、一流作家の執筆陣による本格小説雑誌の創刊ということで、購読をすることに。眉村卓をはじめとする蒼々たる執筆陣で、決して中高生向きだからと言って手を抜かない内容だった。実際、この雑誌に連載された小説が単行本・文庫化されて(一部手を加えて修正されたのもあるが)今でも書店に並んでいる。
しかし売れ行きが悪かったようで、三ヶ月で内容変更の憂き目にあい、大幅変更された月を最後に廃刊となり、「ヤングエース」と名を変えて青年向けの雑誌に方向集成された後結局つぶれてしまった。
後に出版態勢という物を知るようになる。
創刊された雑誌や、新規に連載されたコミックや小説は、3号までは続く物だと。創刊号・第1話の評判などすぐにわかるものではなく、出版された時点で第2号・第2話の準備が進められている。評価がわかるのは第2号が出版された時で、その段階で次の号の準備が進められているからそこでストップはかけられない。廃刊や連載打ち切りが決定するのはその段階であって、その時点では第3号や第3話は既定事実として進められてしまっているから止められない。したがって、その段階で打ち切りが決定するから、雑誌なら第3号が最終号。それ以上続けばなんとか出版のめどがたっているもの。連載コミック・小説なら、第4話以上続いているなら評判は上々ということなんだろう。まあ中には編集者が、たとえ評判は芳しくなくてもぜひとも続けたいという熱意で続く物もあるだろうが。だからコミック作者は3話までは用意していて、その段階でいつでも終われるようにしているとか。
中学から引き続き学研のコースを購読していたが(後述するが、1月だけ抜けているが)、そこでの宣伝や本屋での宣伝で、一流作家の執筆陣による本格小説雑誌の創刊ということで、購読をすることに。眉村卓をはじめとする蒼々たる執筆陣で、決して中高生向きだからと言って手を抜かない内容だった。実際、この雑誌に連載された小説が単行本・文庫化されて(一部手を加えて修正されたのもあるが)今でも書店に並んでいる。
しかし売れ行きが悪かったようで、三ヶ月で内容変更の憂き目にあい、大幅変更された月を最後に廃刊となり、「ヤングエース」と名を変えて青年向けの雑誌に方向集成された後結局つぶれてしまった。
後に出版態勢という物を知るようになる。
創刊された雑誌や、新規に連載されたコミックや小説は、3号までは続く物だと。創刊号・第1話の評判などすぐにわかるものではなく、出版された時点で第2号・第2話の準備が進められている。評価がわかるのは第2号が出版された時で、その段階で次の号の準備が進められているからそこでストップはかけられない。廃刊や連載打ち切りが決定するのはその段階であって、その時点では第3号や第3話は既定事実として進められてしまっているから止められない。したがって、その段階で打ち切りが決定するから、雑誌なら第3号が最終号。それ以上続けばなんとか出版のめどがたっているもの。連載コミック・小説なら、第4話以上続いているなら評判は上々ということなんだろう。まあ中には編集者が、たとえ評判は芳しくなくてもぜひとも続けたいという熱意で続く物もあるだろうが。だからコミック作者は3話までは用意していて、その段階でいつでも終われるようにしているとか。