未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

長月の久方振りかな?一綴り祭り。

2009年09月16日 19時56分49秒 | 今日の祭り

秋も色濃くなって参りました。久方振りにございます。皆様におかれましては

いかがお過ごしの事でしょうか?朝晩は、肌寒くなり、季節の変わり目に、どうぞ御身体

御自愛下さいませ。久方振りに綴るブログには、最近、自身の年を重ね、ブログへの想いも

新たに感じる事もあり、又、初心に戻って、綴って参りたいと存じております。

宜しくお願い致します。

多方面から、お声をかけて頂きまして、感謝の気持ちで一杯ですが、楽しくお仕事に励まして

頂いております。先だっては遠方のお客様よりご連絡を頂きまして、お客様指定の

繧繝縁による飾り台を製作させて頂きました。とっても楽しく、又、勉強になりました。

ありがとうございます。繧繝縁にも色々な紋様がありますので、又違った機会にも

挑戦したいと考えております。

この繧繝縁(うんげんへり)とは、雛人形でおなじみのカラフルな模様の縁で天皇・上皇・皇后などが用いるものとされました。のちには皇族一般が用いるようになりました。また神仏像などでも用いられています。畳縁の中で位が一番高く、その気品ある趣きに、とても神々しい美しさを感じます。

時には又、楽しいお仕事もさせて頂きました。下町資料館のような建物で、御部屋全体に

厚み3センチのへり無し畳を敷き詰め、様々な、歴史的資料を飾る空間になるそうです。

普通の畳表ではなく、特別なご要望でしたので、時間が掛かりましたが、味わい深い

お部屋になり、お客様にもお喜び頂きました。ありがとうございました。

又、お寺様の増築に伴い、畳を新規に施工・搬入させて頂きました。

重たい稲ワラ畳床との格闘は、汗だくになりましたが、畳を広間に敷き詰めた時の

開放感や達成感は、いつでも、考え深い処もあり、又一つ、勉強になった次第です。

畳の素晴らしさを感じながら、奥深さに挑戦し、又、新たに進んで参りたいと存じます。

お仕事を楽しく励ましていただくと同時に、仕事終わりには、沢山挑戦する事も多々あり

家族には、迷惑をかける事も多々ありましたが、家族には、深く理解して頂、子供を始め

妻には、感謝の気持ちで一杯です。ありがとう。これからも頑張ります。

そして秋と言えば、運動会。町会並びに娘の幼稚園と、楽しい行事が続きます。

しっかり準備する事で、当日の思い出が、より良いものになるように、準備中です。

此度、青年部のスタッフユニホームを製作するにあたり、色々悩み、大変でしたが

やっと形になりそうで、一安心です。個性溢れる、ユニホームに仕上がったと思います。

協力してくれた、仲間や、先輩に感謝したいです。運動会盛り上げましょうね!!

 

 

 

そんなこんなの長月を、これからもしっかり進んで参りたいと、思っています。