未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

台風の日に里帰り。

2013年09月16日 22時07分00秒 | 今日の祭り

  

 

こんばんは。久方ぶりに更新です。台風凄かったですね!!本日のタイトルはそんな台風の激しい日に自分の母校でもある「埼玉県畳高等職業訓練校」に【鐘小台】(鐘など置き、仏具の台として使用される畳になります。)という畳の研究会に参加して参りました。

 

畳訓練校時代のお話は、機会があればお話出来たらと思いますが、とにかく自分の青春がたくさん詰まった母校になります。もう卒業して15年以上経ちますが、訓練校はあの頃と変わらず、私を温かく・厳しく迎えてくれました。いろんな場面で様々な事を思い出しながら、集中して勉強して参りました。

 

私は初めて写真のような多角形の畳制作を勉強したのですが、先生のご指導に正直ついていくのがやっとで、完成した畳には課題ばかり残る結果に、悔しかったです。時間は限られていましたので、下準備など、お世話になる部分が多く、やり方を教わったに過ぎないのが正直な現状です。

 

明日から、もう一度新しく作り直したいと思っています。いろいろ自分でも思うところがあり、教わった事を確実に自分の糧にしていきたいです。

 

雨風が強くて、窓の外の音は凄かったですが、外をみる余裕もなく、時間はあっという間でした。現役の訓練生や訓練校時代、沢山お世話になった親方衆まで、自分と隣の作業台で一緒に作業した経験は、何とも言えず、ただただ尊敬の念と、自分もいつまでも向上心を忘れずに精進していきたいです。

 

お昼ご飯、みんなで食べて美味しかった。畳博物館でも在校時代と畳をみる視点が違って、楽しくてしょうがありませんでした。このような機会を又得れるのであれば、必ず参加して私はいつでも訓練生に戻りたいと思います。

 

お世話になりました校長先生はじめ理事長先生、埼畳訓、洋子さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。