これは何かといいますと、簡単に言えば、キャタピラタイプ
のフローリングです。同業者の方はたまに見たことがあるのではないでしょうか?
今日はそんなキャタピラとの対決のお話。
本日も各、多方面にと、車を走らせ、お仕事をさせて頂いていました。
とある現場(表替えの現場)にて、空き家なのですが、畳の上に、キャタピラフローリングが・・・
当然、畳を引き上げるため、キャタピラを剥がす(巻き込む)のですが、このキャタピラ
「痛い」
一回、一回、木目の隙間に、自分の手のお肉が挟まる。
ご想像、付きにくいでしょうが、とにかくの難敵。ゆっくりしようが、力任せにしようが
容赦なく、挟まる。とにかく痛かった。しかし本筋の話はこれから。
畳の上に、敷物を敷く場合が、ありますが、畳としては、あまりお勧め出来ません。
このお部屋も、キャタピラを剥がした後、異様な、畳表の表情をしていて、カビが生えていました。
臭いもカビくさく、畳としての機能は、失われていました。
生活スタイルの中で、お好みでこのような、タイプも、多々見受けますが、畳にとっては
良い状態とはいえません。又別のケースではよく、畳替えをして
「もったいないから」という理由で、畳の上に、上敷きゴザを敷かれる
ケースがありますが、本来の畳としての、機能(素晴らしさ)を逆に失ってしまうため
その方が、もったいないと考えます。
畳は、呼吸しています。呼吸が十分に出来ない環境では、畳として、機能しないばかりか
余計な、生活環境の悪化を引き起こす恐れがある為、畳の上には、なるだけ何も
敷かない事を、お勧めします。畳が、良い環境で、呼吸をしている時
そこには、素晴らしい効能を秘めた「自然空気清浄機」としての役割を、力を、
発揮してくれるでしょう。畳には素晴らしい力が秘められているのです。
畳業を携わる者として、ずっとアピールしていきたいですね。
P.S
午前中、仕事で築地にいったので、私の秘密ポイントでちょっと休憩してました。
私は、昔、よくバイクで、この海でスズキ釣りをしてました。
一回も釣れませんでしたけど・・・