未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

夏といえば○○○祭り。

2011年07月31日 08時14分48秒 | 今日の祭り

おはようございます。涼しげな風を背中に感じながらの投稿です。

ひとしきり、家族に悪さした風邪菌も、徐々にですが弱まり、少しずつですが回復に

向かって参りました。(奥さんファイト)何かしら起きる毎日を、精一杯に頑張っています。

今年の夏も、色々な事を感じながら、過ごして参りました。

今一番、自分の中のお気に入りは、早寝、早起きからの娘とのラジオ体操です。

9時過ぎには眠くなり、朝は5時には起きます。日々飲むお酒も焼酎からウイスキーに替わり

二日酔いもあまりしなくなりました。早朝からゆっくりした時間を過ごし、娘とラジオ体操に!!

娘は、毎日お手本者に立候補!!(お手本者とは、前に出てお手本を見せる役目です)

ラジオ体操など、教えたことも無いのに、愛らしい姿で一生懸命体操しています。

参加日を増やし、賞状をもらうことが、目下の二人の目標です。又、別の楽しみもあり

ラジオ体操から帰ると、たまに自分で味噌スープと朝食を作ります。動いた朝にしょっぱめの

味噌スープ。煮え切らない卵。最高です

夏といえば〇〇〇。日本に四季があることを、最近とっても素晴らしい事だと改めて認識している

四代目。その季節にしか味わえない事。そのことを感じえる事が幸せなことです。

夏といえばラジオ体操。

夏といえば花火。

夏といえばBBQ。

夏といえばTUBE。

夏といえば水遊び。

夏といえばみょうが。

夏といえばすいか。(今年は高い)もしくは割る行為。

夏といえば香取線香の香り。

夏といえば〇〇〇。(竜馬をまねています)

最後に夏といえば

「畳」。イグサのさわやかな風合い。素朴な清々しさ。畳のひんやりとした感触。日本が生んだ

日本人の「涼」です。 (最後にキターーー。

そんな事を感じながら、暑い夏を楽しみます

 


一週間はかかります。

2011年07月23日 00時31分31秒 | 今日の家族

夜分に今晩は!!咳き込む中でのブログに相成ります。

五代目は、本日熱が下がり始めました。最近流行っているらしい風邪!!

ひきたくて風邪をひくことはありませんが、本当に注意したいですね!!

小さい子供には、色々な事が起き、またそれを乗り越えながら、大きくなって行くものですが

さすがに40℃を一週間近く続けていると、心配になります。あわてず、動じずしたいですが

正直無理でした。親としてまた、勉強させてもらえる、一週間になりました。元気が一番。

一回り小さくなった息子をみて、いっぱい食べさせたいと思う深夜のつづりでした。

P.S

今週は、自身の人間ドックを経て、時の流れとともに成長する豊かな胴回りと脂質。

健康を意識しようと思いながらの、見事に風邪を頂いた四代目。 情けない 

今週末は町会の防災訓練。抜き差しならぬ状況にて油断は禁物!!沢山働くぞ

今年は震災もあり、より町会の皆さんで防災意識を高めたいと願い、頑張ります。

 


頑張れ息子よ!!祭り。

2011年07月19日 00時57分21秒 | 今日の家族

夜分に綴らせて頂きます。突然ですが、「息子」という漢字は自分の心の子と書きます。

簡単に言えば、分身のような存在かも知れませんが、変わってあげれないこともあります。

あまり、風邪をひかない五代目でしたが、今回は長引いています。上手に汗をかくことが

子供には難しいです。大人だったら、ばーって汗かいて、熱も下げることも出来ると思いますが

熱を溜め込んでしまうのか、上手に汗をかいていないようです。ブログに綴る事では無いのかも

知れませんが、40℃超え連発に男親は少しナイーブです。

母親は海のように広く、大きく感じます。日本の女性は世界一にもなりましたし

素晴らしい事が一杯です。四代目もしっかりしなくてはと思いながらのブログに相成ります。

五代目頑張れ!!何晩でも付き合うぞ!!


浅草橋災害ボランティア隊

2011年07月13日 23時51分52秒 | ボランティア

平成23年7月9日10日浅草橋の有志からなる第二回ボランティア隊に参加し、被災地の宮城県

石巻市に、災害支援ボランティアとして参加をいたしました。震災以降、自分の中で、何か

出来ないかを模索し続け、自分なりに出来ることを、行動してきました。

でも、心の中で、もっと何か出来ないか?ともやもやしていたところ、前回参加された方と

お話をする機会を得ました。震災からまもないころ、被災地で活動したことを、自分の目で見てきた

事を、私に話してくれました。今まで、東京でもやもやしていた私に、大切な事を教えてくれました。

「経済も大事だけど、今はまず普通にくらせる状況にする方が先。経済はその後でも良い。

自分たちは普通に眠れるけど、ゆっくり眠れない環境があることを、知ってほしい」

第一回目の活動では、実際に、被害をうけたお宅にお邪魔し、大変な環境化の中で

清掃や片付けをされてきた、生の声を、私に語ってくれました。

自分にも何か出来るのではないか?そんな思いが強くなり、第二回の活動に参加を決意しました

一日目 7月9日(土)

8日(金)の晩に総勢31名 浅草橋をバスで出発し、一路石巻市に向かった。

未だ、震災で受けた影響か、道路はだいぶ荒れた環境だと感じた。前回行かれた方は、これでも

だいぶ良くなったとの話もあった。地震の影響を強く感じた。

朝方、東北道の古川インターにおり、石巻専修大学にあるボランティアセンターを目指した。

その日の行動は、当日にならないと、判らないとの事で、どのような作業になるか判らなかったが

濡れた畳の撤去が非常に困難との話をきいて、畳屋さんの商売道具でもある手カギ

(ひっかけて畳を持つ道具)を10本用意し、ボランティアセンターにお渡しした。

すっかり朝になり、照りつける日差しに、作業の過酷さを理解した。

浅草橋ボランティア隊におりた指令は、地元の方と一緒に道路の側溝のヘドロ(泥出し)を

どのうにつめ片付ける作業になりました。東京とは違い、現地の側溝は、コンクリートが

一枚一枚、剥がれるような、仕組みになっていて、溝の深さは30センチ位。その半分以上が

ヘドロで埋まっていた。このままでは、水の流れが悪くなるばかりか、大雨でもふったら、水が

あふれてしまうために、防ぐためにも、三班に分かれて、作業にあたった。

当日は5団体180名からなるボランティアが、側溝の泥だしにあたっていた。

作業は、炎天下の中、少しずつ少しずつ休憩をとりながら進んでいった。

そんな中、地元の方に、大変によくして頂、心から感謝の気持ちがあふれた。

暑い中での作業でしたので、氷や飲み物、塩分をとるために、よーく冷えた塩分のきいた

きゅうりの味は、忘れられません。本当にありがとうございました。全員で協力して作業しその日の

作業を終えました。非常に暑かったけど、地元の方と一緒になって泥を出し成果を得たことに

一部の満足感と、津波で被害を受けた地区にはまだまだ、ヘドロを撤去しなくてはいけない場所が

あるとのこと、その規模の大きさや人がいくらいても足りない現実を感じました。

作業を終え、石巻市の海岸付近を通ったとき、私はこの活動で、地図を用意していたのですが

その地図に書かれていた、様々な、場所、会社、建物。みんな無くなっていた現実に表現する言葉

を失い、天災に対する怒りや、恐怖がこみ上げてきました。実際に目にする現実は非常に厳しく

テレビなどを通じて見る世界観とは、まるで違っていました。実際にこの目で見た光景を心に強く

焼付け、その日の宿に向かい、一日を終えた。

二日目 7月10日(日)

照りつける朝日が、本日の作業の過酷さを感じ取り、少しでも、お役に立てるように、頑張る

決意をし二日目の作業にあたった。この日は石巻市でも35.6度の猛暑日で容赦なく

照りつける日差しを受けながらも、みんなで協力して、前日同様に、道路の側溝の泥だしに

あたっていた。そんな中、三陸沖での地震が発生し津波注意報まで発令された。

的確なリーダー達の指示のもと、近くの建設中のビルに落ち着いて避難した。

次々と錯綜する情報のなか、みんなで落ち着いて対処が出来た。

又、この際に、地震が与えた恐怖を、別の意味で感じ取る出来事があり、詳しくは書きませんが

この震災が与えた、恐怖という現実を感じました。活動の中止の指令が下り

作業が途中での避難のため、少数精鋭での現場の収束に、又戻りました。

作業が完遂出来ないことが、非常に残念と地元の方に、申し訳ない気持ちで一杯でしたが

帰り際に、地元の方に

「今度はボランティアじゃなくて、この石巻に遊びにおいで」声をかけて頂いた。

正直泣きそうになった。作業が出来ず、ご迷惑をおかけしても尚、こんなにも優しい言葉を

かけてくれた地元の方の声や、そのときの顔は、一生忘れないと思います。

ありがとうの気持ちで一杯になりました。

私が感じた、被災地での現実は、まだまだ相当な時間や、人の手の力が必要だと切に

感じています。今回参加したことにより、被災地の現実に、微力ですが、寄り添う事が出来ました

だけど、又ここからが、寄り添う気持ちのスタートでもあると感じています。

感じ得た現実を、自分なりに考え、自身の気持ちで行動していきたいと考えています。

今回、ことこまかに綴ったことも、読まれた方が、自分なりの気持ちで、被災地に寄り添う事が

出来れば、本望です。

家族には心配をかけたけど、行く前にも子ども達に伝えました。

気持ちを感じ、気持ちで考え、気持ちで行動する人になることを、これからも教えて行きたいと

感じています。最後になりますが、優しく迎えてくれた地元の方。今回、私に話をしてくれた先輩。

私たちの事を考え、行動し常に支えてくれたリーダー達に、深く感謝致します。

本当にありがとうございました。

そして気持ちで寄り添い続け、復興した石巻に必ず遊びに行きたいと思います。

P.S

写真は撮りませんでした。いつか、リーダーの撮影したものをご紹介できればと考えています。


ブログ再開につきまして!!

2011年07月11日 21時40分16秒 | 四代目の叫び。 

こんばんは!!大変にご無沙汰しております。

ブログを長い間お休みをさせて頂いておりました。震災以降、いろいろな事を考えながら

日々過ごして参りました。ブログを始めた当初は、日々の生活の話や、仕事の話など

様々な観点から、表現し、伝えて参りました。

今ここに至り、思うことは、ブログを始めた一番の目的でもある、子ども達に伝えると言うことが

出来ず、今に至っていたことに、反省をしています。今、伝えなければならない沢山の事を

いつか、子ども達に届くように、又頑張ろうと思いました。頑張らなければならないと感じています。

自分の気持ちや日々の出来事を今まで以上に、今を生きる意味を感じて、子ども達に伝えられる

ように、頑張ります。

ブログを再開するにあたり、3月11日の大震災により亡くなわれた、沢山の方々に、心よりの

ご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された地域の皆様、そのご家族の皆様に、心より

お見舞い申し上げます。

(株)金井畳店 四代目