未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

モノマチセブン at Tatamiya-Kanai

2015年06月01日 22時34分14秒 | 今日のお仕事

 

モノマチセブン、ご報告が遅れましたが、無事に楽しく過ごす事が出来て本当に大勢のお客様に御来店頂き、誠にありがとうございました。

 

第七回にもなるモノマチに参加できて、沢山のお客様と出会え、とても楽しい時間を過ごせたことに、心より感謝申し上げます。

 

本年はより畳を感じて頂きたいと、ワークスペースを畳敷きにしました。特に作業するワークスペースには畳を特別に柔らかく作り、色の違いや織の違い、国産畳表の風合いや香りをふんだんに感じて頂きました。

 

なかには座ったり横になったりと、短い時間でしたが、畳に触れて頂き、ワークショップでは長い時間正座をすることはとてもつらいかと思われましたが、参加される皆様が、こちらの方が絶対に良いとおっしゃって頂きまして、足がしびれながらも、皆様と楽しい時間を過ごせたと思います。

 

 

クッション材をふんだんに使用し柔らかく作りました。

 

 

畳のお顔部分にあたる畳表にも、様々な種類や織があることや、色の違いなど、実際に触れてもらいながら説明できたことは、畳を感じて頂けるうえでとても良い経験をしたなと感じています。

 

 

今年のワークショップは様々な畳縁もご用意し、参加されるお客様にお選びいただける楽しみと、作りこむ楽しさを強調し、お伝えして参りました。

 

 

狙ったところにへりの柄を出すことは、時に難しい作業になりますが、狙った通りに柄が出たときなどは、一緒になってこの上なく楽しく、そして短時間でそこまで集中するお客様に感動し、とっても嬉しかったです。

 

もう一つ嬉しいことがありました。それは二年前に参加されたお客様が、ご自身で作られたミニ畳を持ってきてくれて、新しい畳表に張り替えて頂いたことです。

 

 

大事に数年間もお使いいただき、実際の畳屋さんがする作業の一端をご紹介できたことは、今までモノマチを経験する中で、一番うれしい出来事でした。畳屋さんの作る畳は張り替えられるのです。こんな小さな畳でもそれを体験できたことやご紹介できたことは、すっごく嬉しかったです。

 

今年も多くのお客様と色々な話をしながら、あっという間の三日間でした。来年も更なる驚きと、楽しさを目一杯表現して、畳を感じて頂きたいと存じます。御来店頂きましたお客様、いつもご理解いただきます地域の皆様に感謝いたします。

 

本当にありがとうございました。

 

 

あまりにも気持ちよくて眠ってしまいました。当日の様子は下記チャンネルにて多数掲載しています。是非ご覧ください。来年も宜しくお願い致します。

 

※写真はお客様より御承認いただいた上での投稿となります。

 

【モノマチセブン at Tatamiya-Kanai 】