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七夕の朝7時半ころ千葉公園に立ち寄りました。
梅雨の晴れ間の曇天
でしたが、5~60人の見学者が大賀ハスを堪能していました。
カメラを抱えたおじさん、おばさんたちが好みのアングルを探しシャッターをきっていました。
昭和26(1951)年3月30日夕方にひと粒のハスの実、4月6日にふた粒の実が出土し発芽したのですが、育成に成功したのは最初に出土したひと粒だけでした。それから根分けして成長させたハスは、翌年7月7日に最初のつぼみ、14日に第2のつぼみがつき、18日早朝に2,000年の眠りから目覚め全世界に衝撃を与えました。これが「大賀蓮」のルーツになり今日に及んでいることは、皆さん、ご存知と思います。
『縄文 徳川 大正と
私の人生 暗かった
過去はどんなに 暗くとも
ハスは今日も咲く♪♪』
『圭子の夢は夜ひらく』をもじって、ボケ封じ観音さまが口ずさんでいる。
今日も咲いている「はすの実」は検見川東大厚生農場の谷間にあった泥炭層から出土したものです。
昭和17(1947)年、3隻の丸木舟と舟をこぐカイ6本、多量のハスの実が泥炭採掘作業中に出土したのですが、ハスの実は全部棄てられました。
この話を知っていた大賀一郎博士(生物学者)が、昭和26年に発掘調査を行った成果を、千葉市民に限らず、世界の人々が毎年味わっている訳です。
『昨日長崎 今日房総
明日は秋田か 函館か
恋ははかなく 過ぎて行き
ハスは明日も咲く♪♪♪』
大賀博士は、植物細胞学を専攻して東京帝国大学で理学博士の学位を取得しています。南満州に生存している古蓮実の研究から「南満州フランテン産の古ハスの実は、過去において100~500年の寿命を持っている世界最長寿の実であり、将来なお2,500年は生存する」と予言しています。
このような信念があったから、検見川の泥炭層から出土して放棄されたはすの実を発掘調査する決断を下せたのだと思います。
『うす桃いろの ハスの花
赤く咲くのも ハスの花
どう咲きやいいのさ この私
ハスは永久に咲く♪♪♪♪♪♪』
ちなみに、検見川の古ハスの実は、ラジオ・カーボンテストによる年代測定では、3,075±180年以前のものと結果がでています(岡山県総合文化ホームセンターニュース:No.438号)。
七夕に咲いているハスは、大賀一郎博士との良縁を無言に語っているようですね。
ハスの花は朝咲いて夜閉じることは出来ません。咲いて散ってしまう。
いち度咲くと散りゆく花だけに、愛おしい。
大賀ハスの憑神(つきがみ)は恋する神・彦星に違いない。
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梅雨の晴れ間の曇天
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カメラを抱えたおじさん、おばさんたちが好みのアングルを探しシャッターをきっていました。
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『縄文 徳川 大正と
私の人生 暗かった
過去はどんなに 暗くとも
ハスは今日も咲く♪♪』
『圭子の夢は夜ひらく』をもじって、ボケ封じ観音さまが口ずさんでいる。
今日も咲いている「はすの実」は検見川東大厚生農場の谷間にあった泥炭層から出土したものです。
昭和17(1947)年、3隻の丸木舟と舟をこぐカイ6本、多量のハスの実が泥炭採掘作業中に出土したのですが、ハスの実は全部棄てられました。
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『昨日長崎 今日房総
明日は秋田か 函館か
恋ははかなく 過ぎて行き
ハスは明日も咲く♪♪♪』
大賀博士は、植物細胞学を専攻して東京帝国大学で理学博士の学位を取得しています。南満州に生存している古蓮実の研究から「南満州フランテン産の古ハスの実は、過去において100~500年の寿命を持っている世界最長寿の実であり、将来なお2,500年は生存する」と予言しています。
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このような信念があったから、検見川の泥炭層から出土して放棄されたはすの実を発掘調査する決断を下せたのだと思います。
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『うす桃いろの ハスの花
赤く咲くのも ハスの花
どう咲きやいいのさ この私
ハスは永久に咲く♪♪♪♪♪♪』
ちなみに、検見川の古ハスの実は、ラジオ・カーボンテストによる年代測定では、3,075±180年以前のものと結果がでています(岡山県総合文化ホームセンターニュース:No.438号)。
七夕に咲いているハスは、大賀一郎博士との良縁を無言に語っているようですね。
ハスの花は朝咲いて夜閉じることは出来ません。咲いて散ってしまう。
いち度咲くと散りゆく花だけに、愛おしい。
大賀ハスの憑神(つきがみ)は恋する神・彦星に違いない。
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千葉県に住んでいますので、見に行きたいと思います。先日、宇治の紫陽花寺の本堂前で蓮の蕾に蜻蛉
が止まっていて、その姿が敬虔に思えて面白かった
です。私のブログに記載してありますから是非ご覧
ください。蓮は神秘性があって好きです。