言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

小児

2022-04-15 06:39:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する言語聴覚士をしています。

昨日は小児分野の勉強会に参加しました。

・ASD(自閉症スペクトラム)
・言語発達遅滞
・聴覚障がい
・ダウン症
・LD(学習障がい)
・重度心身障がい
・ADHD(注意欠陥多動性障がい)

様々な疾患の特徴や関わり方のポイントを学びました。

・〜してはダメ。では伝わらない。〜して欲しいと伝える。

・社会的なルールやマナーは家庭を出た後に困らないように療法士からも伝える

・癇癪、暴力、自傷行為などが見られた場合は何が原因で行われているかを見極める必要がある

上記のような関わりをするためには養育者との信頼関係が大切となります。


勉強会が終わり家に帰り夕飯を食べました。

飲み物を取りに冷蔵庫に行きました。

冷蔵庫に次の買い物で買って欲しいリストを書くホワイトボードが貼ってあります。




娘が書きました。

正解は “入浴剤” です。

かわいい間違いで思わず写真を撮りました。

我が家の子どもたちも、地域の子どもたちも、それぞれの道を自分のペースで否定されることなく進んでほしいと願います。

親として言語聴覚士としてサポートします。


抽象度を上げる

2022-04-14 06:28:00 | 日記
今日は雨です。

子どもたちにとっては外で遊ぶことを邪魔する邪魔者でしょう。

農家の方や植物にとっては恵みの雨でしょうか。

私にとっては、仕事に関しては少し邪魔ですが、庭の木にそろそろ水をあげないといけないと思っていたので嬉しい面もあります。

雨という状態1つとっても捉え方は人それぞれです。

雨が嫌だと思っても、この雨で助かっている人がいるんだなぁと思うと

少し嫌な気持ちが減ります。

嫌なことや困難なことがあった時、少し抽象度を上げて様々なことを想像すると

ネガティブな気持ちが減少します。

今日は雨なので運転に気をつけて仕事がんばります😊



目的を持って恥をかく

2022-04-13 06:34:00 | 日記
私は訪問をしてリハビリを提供する仕事をしています。

昨日、仕事が終わり事務所に帰ると、隣の机でカルテを書いていた若い看護師が悩んでいました。

初めての疾患だったのでどのようにカルテを書いていいかわからないと悩んでいました。

私は職種が違うので簡単なアドバイスしか出来ませんでした。

そして書き終わったら一度先輩に見てもらったら?と言いました。

すると若い看護師は「恥ずかしいから大丈夫です」と言いました。

インターネットには様々な多量の情報があります。

しかし、直接人から経験を交えて話してもらう情報の方が勝る事も多いと思います。

自分だけで完結する情報であれば得られなくても困りませんが

今回の看護師はそこで学べば次のサービスや未来の患者さんに活かすことができます。

つまり、今回逃した情報は患者さんのための情報だったと言うことになります。

羞恥心や劣等感、不安や恐怖様々な心情が邪魔をして人に聞くのが難しい気持ちはよくわかります。

しかしその情報が誰のためになるのか目的を考えて自分の心情を押し殺して大切な情報を得る事は必要であると考えます。

それが自分の成長にもつながります。

他人にどう思われるかは自分の幻想に過ぎません。

こんなことも知らないのか未熟だな。と思われるかもしれません。

そんな事を思う上司は放っておいたらいいですね。

積極的に仕事をしていて頑張っているなぁ。と思う上司もいるでしょう。

他人の評価という幻想に振り回されず、成長していきたいです😊



私は群れである

2022-04-12 05:58:00 | 日記
私は群れである

これはフランスの哲学者ロジェ・カイヨワの言葉です。

ダンサーの田中泯さんが紹介されていました。

人は多様的な生き物で、自分は1つではないという意味です。

多重人格を指しているのではありません。

田中泯さんは今の自分は群れの中の一素材でまだ多数の田中泯がおり、たった一人分を生きるのはもったいないと言われています。

解釈は様々でしょう。

私は自分を統合しようとしていたのかもしれません。

言い換えると理想の自分に近づけようとしていたのかもしれません。

今の自分も1つの素材、理想の自分も1つの素材、他の自分も素材だと考えます。

それを統合しようとするのではなく、

群れと捉えて一つの方向に進んでいくという感じでしょうか。

直感的には腑に落ちたのですが、

文章にするのは難しいです。






支え合い

2022-04-11 06:01:00 | 日記
昨日は支え合いを感じる1日でした。

・自転車で山道ライド
→自然に関してはまだ支えてもらってばかりですが、ゆくゆくは森林保全のボランティアがあれば参加したいと考えています

・友人が赤ちゃんを連れての訪問
→不要になった衣類、絵本やおもちゃを譲りました。赤ちゃんから昨日1日では使い切れないほどの元気を貰いました。

・失語症カフェに参加
→微力ながらサポートすることができ一緒に楽しい時間を過ごすことができました。

※失語症カフェについては以前に書いたブログを参照してください

失語症カフェ - 言語聴覚士の独り言

失語症カフェ - 言語聴覚士の独り言

昨日は失語症カフェにスタッフとして参加しました。失語症カフェとは失語症当事者と家族が座談会やゲームなどを行う交流の場です。県の言語聴覚士会が運営しています。失語...

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・家族との時間
→支え合うという言葉が1番当てはまる関係です。

支えてくれている全てに感謝です。

今日は月曜日。

持ちつ持たれつ、支え合いながら1週間頑張りましょう😊