TAKE-LOG 竹ログ

綿婚式は竹島で   竹島クラフトセンター

以前から予約があった東京からのお客様が竹島クラフトセンターの
三河木綿のフルコース体験に来て下さいました。

クラフトセンター前の花壇に植えられている棉の木を眺めて
話し合っているご夫婦が今日の体験のお客様です。






花壇には今が盛りと棉の花やコットンボール、棉が実っています。

午前十時に店が開くと早速、三河木綿のフルコースの体験が始まりました。


最初に出てきたのは綿繰り機です。
綿繰り機とは棉の種と綿に分ける道具である
ハンドルを回しながら綿の実をローラーの間に挟み込むと
棉の種と綿に分かれて出てくる様子を見て
「あれ!不思議ですね」
「なんで、種が潰れず出てくるのだろう」

「不思議ですね、誰が考えたのか大発明だと思いますよ」

その次に現れたのは弓である、弓は生命を奪う道具だと思ったら
綿を打つ道具だから綿打ち機と言うべきなのかもしれない。

綿打ちが終わった綿を紡ぐ手紡ぎ車が登場すると



「これは見た事はあります」
「大輪が1回転するとツモという針が数十回転します。
 それは回転エネルギーが綿に伝わり撚りの力を加えると糸に変わります」

「あれ!、回転させて綿を引っ張ると糸になるよ」
「不思議だね」
「作業も道具も原理を追求して作られていますから不思議がいっぱいの
 作業になります」


出来上がった糸をコースターに織り込む手織り体験が始まりました
奇数の経て糸と偶数の経て糸が交互に上下に動く間に緯糸が通り
織物の基本組織の平織りを織ります。



奥様は妊娠中で、旦那さんが奥様を思い遣る様子が微笑ましいご夫婦でした。
今年は結婚2年目の綿婚式だそうで、
綿から作るコースターの手織り体験を探して来て下さったのです。



「この体験を選んで良かった、すごく楽しいです」
と言っていただいたご夫婦の笑顔に勇気を戴きました。

そして綿婚式の綿から作るコースターが完成しました。
綿婚式 おめでとうございます。

綿婚式にこの体験がぴったりなのは一昨年来竹島クラフトセンターへ
綿婚式に来られるお客様から教えられたのです。




奥様の素敵なネイルアートが気になり一枚いただきました。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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