トーハク150周年記念展示・根付の続きは、郷コレクションです。
根付の概要説明です。 参考になりました。
最初の作品「緊褌木彫根付」
”ふんどしを締める” 言葉は知っていても、フンドシしたことないから、実感が・・・
で、動画などで、ふんどしを締める動作を調べました。
六尺褌では、布をねじって巻き込んで、引っ張ることでシッカリとするようです。
江戸時代は、フンドシ姿の行商人や駕籠かき、飛脚などが当たり前でしたから、普通
にフンドシ姿は見られたでしょう。
でも、お尻丸出しのフンドシ姿をみた外国人は、!!だった。
亡くなった私の父は、シベリア抑留帰りで、私の小さい頃、越中ふんどし姿は、よく見ました。
黒奴、差別的な意味ではなく、奴=太鼓持ちの意味ですね。
使い古して、すり減った感じの作品。
外国人コレクターには、それが”いい”そうです。(作品が愛されたシルシ・・)
いろんな素材を使っている。
毬が、離れていますが、緒締として使ったのかな。
うーん、いいですね。
子犬の可愛さは、時代が変わっても。
ピンボケですみません。
素材で鼈甲が使われていますが、馬の眼に使っているようです。
鬼の顔までは、ピントが合わず、すみません。
知らなかったのですが、「提灯釣鐘」は古い諺で「釣り合いがとれぬこと」。
しかも、提灯の方が重いように描かれている。 ”重さ”=”本当の価値”が分からぬ様を
諷刺したようです。
大津絵にも、猿が、釣鐘と提灯を、天秤棒で担ぐ絵があり、江戸時代は、この種の話が
面白がられたようだ。
下手投げで、羅漢の勝ち!
素材に海松(ミル:海藻の一種)が使われている。現在の日本では食べる習慣はあまりないが、
古代には一般的な食用海藻で、租税としても納められた。 和歌にも「見る」の掛詞として多数
詠まれる。 根付の素材としては、黒い珊瑚のようなもので、動物根付の黒目の素材として多く
使われてきた。
これも、そうかなー
黒目の部分に使われているのか・・・よくわかりません。
濡れた髪を持つ、手のあたりの表現も繊細。
常盤については、以前のブログに概要を記しています。
」
素晴らしい。
陳列台には、紹介しきれないほど根付の数々。
おかめは、古くから存在する日本の面(仮面)の一つ。
お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形ではお福(おふく)とも書く
陶製ですが、頬やおでこの部分が、黒ずんでいる。
持ち主に愛でられたのかな?
雷神の根付です。 太鼓はわかっても、雷神の姿が???
郷コレクションの保存箱です。
会場風景です。 普段は漆工芸品を展示している部屋でした。
いかがでしたでしょうか?
東京国立博物館で、現代の作品を見れるのは、根付だけ・・・おっと、横尾忠則の
寒山百得展を、この間やってましたね。 いろいろチャレンジするトーハクでした。
最後に根付とは違うのですが、150周年記念展の帰りに、上野公園を歩いていたら
こんな、人間彫刻が 2022年11月6日 14時50分頃
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