科学博物館シリーズの再開です。
日本館のハイライトは、歴史を旅する日本人でした。
精巧に作られた人形が、時代の特徴を示していましたが、それ以上に芸術的な雰囲気を感じました。
紹介順序は、実際に見た順番で、近世から縄文に遡ることにします。
表情が素晴らしく、人形とは思えないほどです。
こちらは中世ですが、表情が本当にリアルです。 人形制作にあたって、モデルがいたのではと思います。
解説文が今ひとつ理解できなくて、謎めいた女性と連れている子、見知らぬ他人との出会いが日常化・・・?
弥生時代はわかりやすい。
女性と子供の姿が、生き生きとして素晴らしい。
子供は髪の生え際など、生きているかのように思えます。
奥さんの表情もいい。
縄文人はもっと原始的な姿かと思っていましたが、ちょっとイメージが違いました。
女性の髪型、衣服のデザインは現代人と見まがうほど。
港川人は別のコーナで、旧石器時代の人骨が紹介されていました。
以前、近代美術館の人形で平田郷陽氏を紹介しましたが、彼が生き人形をルーツにしていることを述べました。
今回の人形は、まさに生き人形で、そのリアルさには驚きました。
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