光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館 お化け

2011年10月03日 | アート 浮世絵・版画

東京国立博物館での写真を整理していたら、7月24日に企画展「江戸のお化け」の写真が出てきました。
少し、時期を失していますがヒヤーとするお化けを紹介します。  この記事の後半に怖いあるいは気味悪い画像がありますので苦手な方は、狸のところで終えてください。


玉藻前(たまものまえ、玉藻の前、玉藻御前と紹介されることもある)は平安時代末期、鳥羽上皇に仕えた白面金毛九尾の狐が化けた伝説上の絶世の美女。 20歳前後の若い女性でありながら、大変な博識と美貌の持ち主であり、天下一の美女とも、国一番の賢女とも謳われた。 やがて安倍清明に正体を見破られ、失踪し那須野で軍勢に追われついに殺される。  しかし、狐は巨大な毒石に変化し、近づく人間や動物を殺した。 これが今も伝わる殺生石の伝承となっている。



狐に化かされる話は昔からあるようです。  国芳が描いているだけに迫力があります。


狐とくれば狸ですが、道八の陶器はこれまた迫力。


化物屋敷、これもまた国芳の絵筆がさえます。


葛飾北斎も妖怪物を多く描いています。


 




前に、国宝「餓鬼草子」をアップしましたが、変色でわかりずらかった。  今回は模本ですが、見やすくなっていました。



 




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