光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東洋文庫 岩崎コレクション~孔子から浮世絵まで その3

2014年09月14日 | アート 浮世絵・版画

 2階ディスカバリールームが浮世絵の展示コーナ。

18歳未満入場禁止と撮影禁止となっていました。  これは春画が含まれるためですが、2013年秋に開かれた

大英博物館の春画展も、18禁だったとか。

 まず安藤広重の「名所江戸百景」

 118枚の絵からなる大判の冊子になっており、「王子不動の滝」の絵が開かれていました。

 

全作品の保存状態は良く、絵の良さが伝わります。

 

葛飾北斎 「諸国瀧廻り」  より、《下野国黒髪山きりふりの滝》

 

 

喜多川歌麿の「高島おひさ」

 

 

さて春画ですが、鳥居清長の作品「袖の巻」の素晴らしさには驚きました。

縦12cm、横約67cm(最大73cm)という超横長のサイズに、大胆、見事な構図でアートにしていました。

全12枚のうち、2枚が展示されていました。

作品の右側半分はカットしています。

 

 

 

 清長の作品を見た後では、他の春画は色褪せて見えます。

 

で、時間が11時半前となり、食事をとりに敷地内にある「オリエント・カフェ」へ

通路わきの幅70cmほどの壁に、各国語で金言が刻まれていました。

 

 

庭にはシーボルト・ガルテンにちなんで、ゆかりの植物が植えられているとか。

 

 

 レストランから、文庫ビルを眺めたもの。

 

 

 レストラン内。

 

 

 

 ザヴィエル・ランチという名の日替わりランチです。  三菱系の小岩井農場からの食材が多く使われているとか。

 

 

 シャーベット。   コーヒーも付きます。

 

 

 

壁面の金言、箴言を並べて、最後にします。

   


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