光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

京都・富山アート巡り#6 富山県立美術館「日本の美」展・コレクション展、湖西線車窓風景など

2020年06月08日 | アート 各分野

2019年9月9日(月)京都駅8時41分発の、特急サンダーバード7号で富山に向けて出発。

4号車9番D席で、湖西線の車窓からは、琵琶湖が輝いていました。 

 

 

9時2分頃、志賀駅を過ぎたあたりです。 スマホで撮影。

琵琶湖の向こうの中央部の山の後ろには、安土城址があり、近江八幡市が広がっています。

 

 

 

9時18分頃。  近江今津駅を過ぎたあたり、ため池かなと思ったのですが、調べてみると貫川内湖北湖でした。

昭和前期には40数か所あった内湖も、現在は23内湖まで減ったそうです。  

左上の影は、指がスマホのレンズ部分に触れたためです。 よくやるんです。

 

 

 

9時20分 琵琶湖の北部、生来川です。 マキノ駅の手前になります。 ゴルフの練習をする人が見えます。

ここから先は、ほとんど琵琶湖が見えない山の中を走るので、撮影もここで終わっています。

 

 

 

終点金沢から、北陸新幹線に乗り換え、乗り換えに26分あったので駅弁とお茶を買って

列車内でいただき、富山駅に11時51分着。

富山県立美術館に着いたのは、12時半前でした。 この年の2月にも来ていたので2回目になります。

3階のロビーからの景色。 雲が邪魔して立山の頂上付近は見えませんが、それでも爽快な景色だ。

 

 

 

 

企画展のフライヤです。 表紙が2種類あります。

日本美術の装飾性とデザイン性をキーワードにした展示会で

章立ては

1章  琳派と近世江戸の美を中心に

2章  浮世絵版画のデザイン力

3章  絵師から図案家へ 神坂雪佳と浅井忠

4章  近現代日本美術の装飾美

5章  現代デザインに生きる和の美

となっていました。 この企画展も、京都で開催されたICOM世界大会を意識しているなと思いました。

作品リストを、最後に載せましたが、これだけ幅広く作品を集めるのは大変だったでしょう、4章までは

他の国公立、私立美術館等の所蔵品で、5章のみが富山県立ビ美術館の所蔵品でした。

 

撮影OKだった一部の作品を以下に紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーラ缶の絵、上の素襖にもありますね。

 

 

次は3階のコレクション展から。

 

 

 

 

 

 

国芳の浮世絵にも人体を組み合わせた顔絵があり、ユーモラスですが、こちらのポスターは、ちょっと怖い。

 

 

頭蓋骨と血煙も気になりますが、道成寺の字体が面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は 「瀧口修造 夢の漂流物」

美術館の紹介文です。

”瀧口修造の書斎には、交流のあったアーティストから送られた作品や贈り物、自身が見つけたお気に入りのものなど、入手経路も内容もさまざまな品々が集まりました。
今回は、「瀧口修造 夢の漂流物」と題し、これら“瀧口の書斎にたどり着いたモノたち”によるコレクションのダイジェスト版として、国内外の作家たちの作品や、無名の
オブジェの一部をご紹介します。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター展の横で、コレクションの椅子も展示されていました。

 

 

 

 

 

このほか、コレクション展Ⅱとして、ピカソやマティスの絵画などの、王道の展示もありましたが、撮影禁止のため紹介できず。

以上、たっぷりとアートを鑑賞し、最後に立山の景色を拝観。

 

 

 

見終えて、1階のカフェでコーヒーでも飲もうと、メニューを見ると

 

 

 

企画展にちなんだ ”わびさびセット” 1120円(ドリンク付き)がある!

日頃はスウィーツには関心がないが、ここは思い切って。

じゃーん おー!流水紋に市松模様、モミジの葉(青いが)、抹茶ムースに淡雪がかかり、そこに

朱が散らされ、渋い水玉模様(キャラメル)と苔むしたさざれ石(クッキー)

手を付けるのが憚られる・・・と思いつつ、しっかり完食。

 

 

と、道路越しに変わった行列・・・

 

 

 

アップで見ると、花嫁のお色直しの行列?  

3階の景色から見えた、近くのガラス張りの建物がフランス料理のレストランで、そちらに向かっています。

今回調べると、ここから数分のところに、系列の結婚式場があったので、そこからレストランに移動している

ところでしょう。

 

 

さて、帰りは富山駅まで歩いて(約15分)、16時15分発の新幹線で、東京に戻りました。 約3時間で帰宅。 

写真は、新幹線の中から、早月川を撮ったもの。16時22分

 

 

そして黒部川。  16時26分  京都・富山アート巡りは収穫一杯の旅でした。

 

 

企画展の作品リストです。

 


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