光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

今森 光彦写真展 昆虫4億年の旅を見て

2008年07月31日 | アート 写真

かなり前、今森光彦の里山の写真集を図書館で見ていいなーと感心していた。
その後、NHKの「映像詩・里山 命めぐる水辺」で素朴な日本の美しい自然とそこにかかわる生命のつながりが見事に描きだされた仕事をみて、自分の感性と共鳴。写真に再度、情熱が湧いてきたきっかけだった。 2,3日前にカメラ雑誌で今森光彦写真展 昆虫4億年の旅が東京都写真美術館で開催されているのを知った。 そして今日たまたま、近くに来たので昼休みに覗いてみた。 いい。実にいい。 カマキリや蛾やいろいろな昆虫の命が輝いている。 今森氏の無名の頃の日々の活動ノートの断片も展示されていたが、実に細かく観察し、それをこまめに丁寧に記録している。やはり、違いますね。 ところで、入場者をみていると子供は意外と少なく、老人夫婦とか老人仲間での鑑賞者が多かった。 こういう写真は子供を含めて若い人には、あまり関心が無いのかと寂しい思いがよぎった。なお美術館で併催されている世界報道写真展を先に見たのだが、こちらは見ずに今森氏の展示を見るのだったと後悔。 

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