「没後50年 藤田嗣治 日本での日々」も、面白い内容でした。
私が藤田の作品を初めて見たのは、東京国立近代美術館で、パリでの絶頂期の作品や戦争画などです。
当初は、薄気味悪くて好きにはなれなかったのですが、2016年秋に、府中市美術館で
「生誕130年記念 藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-」を見て、個性と表現力はさすがだと思い直しました。
この時期は、オカッパ、ちょびひげは、やめているんだ!
防空壕まで用意していたんだ。
ミシンを使って裁縫までやるんですよね!
今でこそ、ミシンで現代アート作品を縫い上げてる作家もいますが。
テラス?の窓の上の絵画、右端は君代夫人の横顔を描いたもの。 うりざね顔に魅かれたのを感じます。
木工も得意。 自作の額に入った作品を、府中市美術館の展示で見ましたが、絵とピタッと合っていた記憶があります。
君代夫人と一緒の写真
フジタが土門に長期の撮影をOKし、このような貴重な記録が残されたのは、後世の私たちにとって、とても有難いし、ここで見れてよかった。
このあと、秋田県立美術館にいって、フジタの巨大壁画などを見る予定にしていたのです。
以上、1時間ちょっとの鑑賞時間でしたが、とても充実した思いで、土門拳記念館を後にし、酒田駅に向かいました。
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