世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 『バカをやれ!』トーフビーチ1人千本突き大会!】

2014-01-26 19:21:56 | 自論
2014年1月26日。

ふと思った。

「最近バカしてないなぁ。」

ビーチに来ると、何かバカをしたくなる。

ブラジルでは「友達100人プロジェクト」を実施、ベネズエラでは「1人ハーフマラソン大会」を決行した。

ここはモザンビーク、目の前には綺麗なビーチが広がっている。

「何かやってやりたいなぁ。日本人がまだ誰もやったことがないような『バカ』を・・・。」

午前7時、外は大雨。風も強い。ビーチと言っても最悪の状況だ。くあ~、こりゃひどい天気だね。まるで修行に来ているようだ。

ん?修行?

「そうだ、修行をしよう!久しぶりに空手がしたいって言ってたじゃないか、俺!」

ということで・・・開催決定!


第1回『モザンビーク・トーフビーチ』1人千本突き&千本蹴り選手権大会!

大会委員長:俺。

審判長:俺。

選手:俺のみ!


競技内容:海に向かってひたすらに千突きと千本蹴りをする!たった1人で!そんだけ(笑)!

大会の趣旨:何でもいいから、これまで日本人がやったことないバカをやる!たぶんトーフビーチで千本突きと千本蹴りをやったバカ野郎はこれまでにいないはず。たぶん俺が「世界初」だ!

大会期日:2014年1月26日(日)、午前7時30分。(現地時間)

会場:トーフビーチの真ん中らへんにあった、遺跡のような岩の上。ここでひたすら千本突いて蹴る!


『大会結果報告』

①最悪の雨と風の中、心が折れそうになりながらも何とか実施!しかし途中でハンパない雷が鳴り出し、さすがに身の危険を感じたので、千本蹴りは中止に・・・。

最悪の雨と風の中、誰もビーチには訪れず・・・。ギャラリーもいない中、1人悲しく千本突いてやりました。

③蹴りは中止になってしまったが、トーフビーチで1人気合いを入れて千本突いたのは日本人で、いや、全世界の人を含めて、きっと俺が初めてだろう。だから藤本君の優勝!おめでとう、君がチャンピオンだ!


『感想』

①途中で退散というのもあったけど、なんか虚しかった。イマイチ達成感に欠けたのは何でだろう・・・。

②あ~でも面白かった!やっぱり何でもやってみるもんだね!

③大会後に飲んだビールは美味かった!ビールを美味くするためにやったようなもんだね(笑)。まぁでもそれでもいいか!


『最後に大会委員長より一言』

日本の若い衆よ、「バカじゃないの?」と周りが思うようなことこそやってみよう!やっぱりバカは見るもんじゃない、やってみるもんだ!以上、ありがとうございました!おい藤本、風邪ひくなよ!

2014年1月26日。無料Wi-Fiが使えることを発見した、トーフビーチにあるダイビングハウスのレセプション前にて。






【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 『民度論』どっちが上?アフリカ人VS日本人!】

2014-01-26 17:42:35 | 日記
2014年1月25日。

《近隣諸国との問題が大きく取り上げられている昨今、民度という言葉をよく聞くようになった。東日本大震災時の日本人の態度をはじめとして、日本人は民度が高いと報道されているように見受けられるが、果たしてどうなのか。ちょっとアフリカ人と日本人を比較して考えてみたい。》

民度。

最近よく聞くこの言葉だが、僕はあまり好きではない。

ことに日本人は民度が高いと報道されているような気がする。それが真実かどうかは別として、日本人自身もまた自分たちは民度が高いと思っている人が多いのではないだろうか。

え~と、実はですね、僕もそう思ってます(笑)。と言っても、何を以て「民度が高い」と言えるのか?というのは甚だ疑問ではありますが、世界の他国の人々と比べても良い国民だよな~と、僕は感じております。

が、しかし!仮に日本人の民度が高かったとしても、全てにおいて無条件に良いと言えるのだろうか。そこでちょっと今回は『アフリカ人VS日本人』ということで、ふじもん流民度対決を実施してみたいと思います!


第1回民度対決:どっちの方が民度が高い?アフリカ人VS日本人!

ではまずは、「アフリカ人の民度って低いなぁ」と、僕が勝手に感じた瞬間の紹介から・・・。


アフリカ人の民度が低いなぁと思う瞬間①~「待つ」という作業~

アフリカ人って、落ち着いて「待つ」ことができないんですよね。並んでいてもちょっと隙間があると平気で割り込んでくるし、バスなどに乗るときも順番を待たず我先にと乗り込んでくる。ちょっと譲ってしまうと、今度はいつまで経っても自分が乗れない事態に陥ってしまうのだ。

日本人はそういうことはないですよね。しっかり「待つ」ことができる。これに関しては、日本人の勝ち!だと僕は思います!


アフリカ人の民度が低いなぁと思う瞬間②~お店での対応~

日本人の接客態度の素晴らしさは世界的に評価されているが、アフリカ人の接客態度はなかなかのものです。何人お客さんが待っていようが関係なし!のらりくらりと作業をするし、プライベートな電話も平気でしてしまうし、メールをしながらのお客様対応なんて当たり前。お釣りだって投げて返すし、平気で舌打ちもする。これ、けっこうイラつくんですよね・・・!

こういう点での日本人の素晴らしさは本当に凄いと思います。上で書いたことと真逆のことを日本人のお店ではしてくれますよね。本当に気持ちがいい。ということで、これも日本の勝ち!


アフリカ人の民度が低いなぁと思う瞬間③~異なる人種の人に対して叫ぶ愚かさ~

これについては以前のブログにも書いておりますが、正直不快なのと同時に、どうしてそういうことができるのかが疑問です。

まぁ中国人だと決めつけられて叫ばれるのが不快だという側面も大きいのですが(笑)、でももし仮に「ジャパニーズ!」とか「こんにちは!」と言われていたとしても、あんなにいちいち言われていたら、それはやっぱり不快だ。そしてどうして大の大人がそんな行動をしているのか。不快さよりも疑問の方が大きいかもしれない。

さらに言うなら、そうやって叫ぶのはアジア人に対してだけなんですよね。白人には絶対に叫ばない。やはりかつての支配・被支配の意識もあるのでしょう、これに関しては簡単に何かを発言するのは危険なのかもしれませんが、言われている方の立場からすると、「言うなら全員い言えよ!」と、感じたりもしてしまう。

日本人はこんなこと絶対にしないですよね。明らかに違う人種の方が人ごみなどにいればそりゃ見てはしまいますけど、そこまでガン見をすることはないし、ましてやその人の出身国(と思われる国)を叫んだりなんて有り得ない。

ということで、この点はダントツ日本人の勝ち!お願いだから、いちいち「チャイナ!」と叫ぶの止めてくれ!


では今度は逆に、「アフリカ人の民度って高いなぁ」と思う瞬間も考えてみたいと思う。


アフリカ人の民度が高いなぁと思う瞬間①~困っている人を放っとけない!~

旅をしていると迷ってばかりなので、当然色んな人に道を聞くことになる。そのときのアフリカ人は、本当に親切なのだ。

手を引いて連れて行ってくれたり、自分が分からなかったら誰か知っている人を大声で呼んで確かめてくれたり・・・。地図を見て立ち止まっていると、だいたいすぐに誰かしらが「どうしたんだい?」と話し掛けてくれる。もちろん中には騙すことが目的で近付いてくる輩もいるが、そんな人間よりも純粋に助けようとしてくれる人の方がはるかに多い

そういう点ではどうだ、日本人は。けっこうみんな「見て見ぬふり」ではないか?もちろん日本人の美徳として「恥の文化」があり、あからさまに手を貸さないことが優しさという考え方はある。しかしそれにしても、最近の日本人は冷たいんじゃないか?と、僕は思っている。

ということで、この勝負はアフリカ人の勝ち!


アフリカ人の民度が高いなぁと思う瞬間②~弱者への配慮~

バスなどに乗ろうとするとき、お年寄りがやって来るとアフリカ人って自然と席を譲ったり、スッと通りやすいように道を開けたりする。あまりに自然にやっているので意識しなければ気付きづらいが、お年寄りや子どもへの配慮が大きい気がする。重い荷物を運んでいるお年寄りがアフリカには多いが、若い人がスッと助けてあげたりする。とても自然に。

しかしどうだ、最近の日本は。お年寄りに席を譲るなんて、最近の若者はしているのか?急に狸寝入りを決め込んだり、あからさまに無視したり。お年寄りが重い荷物を運んでいても、手助けをしようとする日本の若者はまだいるのだろうか。

この勝負もアフリカ人の勝ち!もしかしたら、近年においてはこれはアフリカの圧勝かもしれない・・・。


アフリカ人の民度が高いなぁと思う瞬間③~みんなすぐにお友達!~

大衆食堂で食事をしていたり、ちょっと一杯飲みに行ったりすると、アフリカ人はバンバン話し掛けてくる。いや、そういう場だけではない。道を歩いているだけでもそうだ。とにかく話し掛けてくるので、親指を立てて「グッド」のマークをし、握手をして拳を合わせれば、もうあっという間に「お友達」だ。このような、知らない人に対する懐の深さというか、壁の低さというか、すぐに打ち解けられる空気を作れるのはさすがだ。

それに引き換え、日本人はどうだ。旅をしていてもやっぱり日本人だけで固まりたがるし、どうしても他国の人々に対して「壁」があるのではないか?

もちろん日本人には「謙譲の美徳」があり、あからさまに話し掛けたりすぐに和気藹々としすぎないことが日本人の配慮でもある。歴史的に考えても、島国でしかも鎖国の歴史がある日本人としては、どうしても「壁」ができやすいのであろう。

それを差し引いても、アフリカ人の「すぐにウェルカム」は凄いと思う。ということで、この勝負もアフリカ人の勝ち!


ということで、僕が思い付くままに3点ずつ『アフリカ人VS日本人・民度対決』を行ってみた。もちろんあくまで僕が旅の中で感じたことを思い付くままに挙げただけですので、その点はご了承下さい。また、ザックリ「アフリカ人」としてしまってますが、これも本当は良くないですね。僕のザックリした印象でまとめてしまいましたが、その点もご了承下さい。

しかしそれにしても、「民度」って何なのだろう。結局のところ国でも国民でも個人で見ても完璧な存在なんていないのだし、みんな良い点と悪い点を持ち合わせている「不完全」な存在なのだ。

これが民度なのかは分からないけど、少なくとも今の日本人が「人として」大事なことを失いかけているのは確かだと思う。こうしてアフリカ人と簡単に比較しただけでも、何だか日本人が色々な「大事なこと」を忘れかけていて、アフリカにはそれが存在していることが分かる。それを感じるだけでも大きいと僕は思う。


もしかしたら、確かに日本人の民度は高い方なのかもしれない。でもそんなこと、どうでもいいのではないか?それならそれで自分たちを誇りに思いつつも慢心するものではない。完璧なんてことは有り得ないのだから。

また逆に、もし他の国の人々の民度が低く感じられるのなら、それを反面教師としてとらえればいいのだし、また悪い点ではなく良い点に注目すればいい。そこから学べばいい。それだけのことだ。

アフリカ人と日本人だってお互いに良い点と悪い点があるのでだし、お互いに学び合えばよい。どちらの国の民度が高いとか低いとか、そんな次元の低い指摘のし合いをしても何も生まれない。


別にいいじゃない!どっちが高くても低くても!どうせお互いに完璧じゃねぇんだし!そんなことを指摘し合って僅かな優越感に浸ろうとするなんて、きっと情けない。それよりももっと高い次元でお互いの国や国民を見合っていかなければいけない時代だと僕は思う。


何にしても、もし民度というものでその国の国民を計れるとするならば、そりゃ民度が高い方がいい。「日本人って民度が高いよね」と言われる方が嬉しい。じゃあ、僕たち国民1人1人はどうあるべきなのか?僕はこの国の一国民として、そのことを考えながらこの後の旅を続けていきたい。

よし、今日から「民度の高い」日本人でいくぞ!(笑)

2014年1月25日。美しいビーチが広がるも雨季のため天気がいまいちで残念なトーフの海岸沿いのネットカフェにて。



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