京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

本日アオバズクの雛 4羽

2019-07-15 13:59:12 | 野鳥


本日朝、京都御苑のアオバズクの雛がやっと巣箱から出ました。
一番左が親鳥で雛は4羽いますが、かなり高い枝でしかも枝かぶり、逆光です。
こちらを向いている雛は多いときで2羽です。お腹はまだ産毛があります。
私のレンズではここまでです。









親鳥と雛2羽は顔が見えます。










2日前撮影
アオバズクの雛が出てくるのを待っていますが、なかなかお目にかかれないでいます。
親鳥が巣箱の前から動きません。
カラスが入ってこないように見張っているようです。
朝4時半に来られた方は雛を見れたそうです。


























































昨日の京都御苑のアオバズク

2019-06-14 05:36:36 | 野鳥


昨日早朝の京都御苑でのアオバズク撮影です。
上皇さまが11日から昨日まで京都御苑の大宮御所に御宿泊されていました。
いつもより警察官や車両が多く、少し緊張した雰囲気がありますが、普段と変わらない御苑の日常です。
以前ブッシュ大統領が来られたときは物々しい警備で大変でした。
大統領専用ヘリコプターで京都御苑に来られ、出て行かれたのを鮮明に覚えています。
日本の皇族は来られても、市民はいつものように御苑内を散歩し、野鳥撮影もいつも通りです。
今春、近衛跡の糸桜撮影に行った日、御退位前の天皇皇后陛下が近衛跡に花見に来られました。

アオバズクに話を戻します。フクロウ目・フクロウ科の野鳥です。
大きさは27cm~30.5cmで、春から夏にかけて見かけることができます。
色は頭部と体の上面は黒褐色、目は金色、腹は薄茶色で黒褐色の縦斑があります。
夏鳥として全国に渡来し、社寺境内等の大木の多いところに住み、夕方から活動し大形の昆虫などを主に食べます。
声はホッホー・ホッホーと繰り返し鳴きます。

撮影したのは雄です。雌は近くで抱卵中です。
祇園祭の頃には親子が飛び立って行きます。




























二カ所目です。
こちらはなかなか撮影環境がよくないです。










京都御苑にはあと二カ所抱卵する場所がありますが、昨年の台風でひどい倒木被害の影響で、今年はまだ場所を特定できていないようです。
鳴き声は確認しているようです。





京都御苑のトラツグミ 鵺(ヌエ)伝説

2019-02-27 18:55:07 | 野鳥


京都御苑でトラツグミ撮影しました。
名前は黒と黄色のトラのような模様からきています。

落ち葉をかきわけながら歩き、ミミズや昆虫などを餌にしています。
私はまだ聞いたことはないのですが、夜に「ヒョー、ヒョー」と鳴くそうです。
かつてはその鳴き声から、古事記や万葉集などに数多く登場し、古くから伝説の怪物「鵺(ヌエ)」のものだとして恐れられていました。
平家物語の「鵺退治」によると、夜な夜な黒煙とともに響き渡る不気味な鵺の鳴き声によって天皇が体調を崩され、薬や祈祷も全く効かなかった。怪物退治を命じられた源頼政は、黒煙とともに現れた鵺を見事に射落とし、これにより天皇の病は回復した。二条城の北方へ落下した鵺の姿は、頭がサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尻尾はヘビ、声はヌエのようだったと伝えられています。