京都の町屋下京区の続き、第14回です。
あや富
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/8c/356f2eb80eba6c97c0b7611d2c56f5c2.jpg)
ふうびととすうろ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2f/fec24191dd969203750fb95d8d8ad7ab.jpg)
ギャラリー富小路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8b/14cd0eb1a266a9b7bb778e961b7e0b3b.jpg)
西*家
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ea/dfe6f0c54fe64cc8380ac89661b224f7.jpg)
山*家
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7b/8676a9975292259f055005076267e1c1.jpg)
長松寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/c3/6792bca295fb7e43085460968ae9ff27.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/42/aa5ebfa125f934d48308f9aa129244e8.jpg)
京町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。