センノウ(仙翁)
鎌倉時代から室町時代にかけて中国から渡来しました。
室町時代京都の禅宗寺院を中心に栄えた文芸・五山文学のなかで、酷暑のなか太陽に向かって燃えるような緋色の花を咲かせる「仙翁花」は、生命力の象徴として漢詩のモチーフに盛んに取り上げられました。
名前の由来は当時嵯峨の山中にあった「仙翁寺」です。
やがて時代が移り、五山文学が廃れ、仙翁寺の所在も一切わからなくなり、この花も姿を消しました。
以来幻の花となったのです。
近年この花が島根県でお盆の仏花として栽培されていたのが再発見され、京都に里帰りしました。
その後、熊本県その他でも相次いで発見されました。
ナツズイセン(夏水仙)
ヒガンバナ科の花で薄いピンク色ですが、赤ければ秋分の頃田んぼの畦道に咲く彼岸花です。
レンゲショウマ(蓮華升麻)
キンミズヒキ(金水引)
ミズヒキ(水引)
オニユリ
桔梗
フシグロセンノウ
女郎花
糸トンボ
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