先日、ベトナムとカンボジアに行ってきました。
今迄は旅行のことは余り書かなかったので、ほとんど忘れ去ってしまいました。
今回、思い出すものだけでもブログに書いておこうと思いました。
(せっかくなのでブログに写真も載せようと思ったら、
画像が大き過ぎて登録できません。
希望の大きさに縮小するのがとても難しいです、
でも遺跡の写真を拡大してみたらとても素晴しいのです。
一枚ずつ縮小して、今後のんびりと 時間と日数を掛けて
写真や文を付け加えていこうと思っています。
今までやってないことが多いので、頭の体操になることでしょう。)
日本語しか話せない自分は個人での旅行は100%無理、
勿論 旅行会社の企画ツアーです。
まずは旅行前の準備です。
ベトナムの場合、日本人の短期旅行(15日以内)にはビザが要らないのですが、
カンボジアは必要です。
地下鉄の青山一丁目から徒歩で5~6分の所に在るカンボジア大使館に行き、
自分で取得してきました。
ビザ取得に必要なものは、
ビザの申請用紙(インターネットで取得)に必要事項を記入したもの。
写真(35ミリ×45ミリ)1枚。
申請料金2300円(2014年10月からは3600円)。
パスポート。
ビザの申請は9:00~12:00、受け取りは翌日以降の13:30~15:30なので
一日では取得できません。 詳細はこちら。
目的地は、気温が高く湿気も多い所です。
日焼けを防ぐ為の長い手袋、帽子、サングラス、虫よけ剤、日焼け止め、
日除けと雨に備えての傘、洗面用品、パジャマ、ティッシュペーパー、
カメラ、充電器、電源変換プラグ、半袖とエアコン対策の薄手の上着、
ただし連泊があるので洗濯すればよく、そんなに沢山の洋服は不要です。
洗濯バサミ付きのプチハンガー、スポーツセンターで買ったアスリートのセームタオル、
其の他色々。
ついつい あれもこれもと不要なものも沢山スーツケースに入れてしまいます。
1日目
当日は交通の遅れも無く成田空港に到着できたので、まずはホッとしました。
どちらの国もドルが便利とのことで、早速円からドルに両替をしました。
空港内の直ぐそばの両替所でも両替のレートが違います。
飛行機は6時間半位でハノイに着きます。
まず時差2時間なので時計の針を2時間遅らせました。
北ベトナムのハノイ空港に午後2時半に降り立つと、むっとする暑さです。
バスで早速ハノイ市内の観光とショッピングに向かいます。
ホーチミン廟は入らず、外から見るだけです。
現在は定期的な遺体の永久保存処理の為に開放していないようでした。
ハノイではちょうど卒業式の時期なので、
文廟やタンロン城にはおしゃれをした女子学生が沢山居ました。
ただ、慣れないハイヒールを履いたようで、
多くの女学生が綺麗なアオザイ姿なのに裸足でハイヒールを手にして歩いていました。
この様子は、失礼になると思い写真には撮りませんでした。
この日は、ハノイからバスで3時間程のハロンで宿泊しました。
2日目
朝食後、時間が有ったのでホテルの周りを散策しました。
道端の露店には羽を毟られた鶏がそのまま売られているのでビックリです。
(写真をクリックすると拡大します)
世界遺産ハロン湾のクルーズと鍾乳洞の見学。
(ハロン湾の不思議な形の多数の奇岩群です。)
さすが世界遺産とても幻想的で綺麗な光景が見られました。
この湾では新鮮な魚介類が沢山採れるということです。
船の中で湾の中にそそり立つ島や奇岩などの絶景を見ながら、
ここで獲れた物を昼食として海鮮料理を美味しく食べることが出来ました。
途中で鍾乳洞に寄りました。中はライトアップされているのですが、
色がどぎつく自分としては余り感心しませんでした。
船に戻り、ハロン湾のクルーズを続けます。
女性の乗組員が突如販売員に変身し、色々な物の販売を始めました。
まずはショールが出てきました。
「シルク・シルク」と強調、色々なショールがテーブルに並びました。
そのうちシルクの中でもこれは最も高級だという物も出てきたりしました。
その後、刺繍の札入れ(?)、ポーチ、宝石、絵画、竹製ランチョンマット等々。
海水真珠のときなどはライターを出して真珠を炙りだしました。
何の為にやっているのかさっぱり判らなかったのですが、
多分本物であるというのを言いたいのかな?????。
旅が始まったばかりなのに、皆さん沢山買い物をして楽しんでいました。
ハロン湾クルーズが終わると、また3時間ほどバスに乗りハノイの空港へ向かいました。
ハノイからカンボジアのシェリムアップへは飛行機で2時間弱です。
機内に乗り込むと、すぐに出入国カードと税関申告書が配られました。
英語とカンボジア語(?)表示です。
パスポートやEチケットを見ながら記入に四苦八苦している内に夜食が出てきてしまいました。
同じツアーの人や添乗員の助けで出入国カードを何んとか書き上げました。
シェリムアップの空港ですぐ入国審査と思ったら、その前にまた用紙が配られました。
何の用紙かさっぱり判らなかったのですが、
どうやら健康に関するもののようでした。
これも添乗員の助けでやっと書き上げ、入国審査で関係書類を全部提出しました。
審査するところには、入国者の顔を映し出すモニターが有ります。
もしかすると録画をしているのでしょうか。
パスポートには先ほど書いた出国カードに入国の印が押され、ホッチキスで留めてあります。、
パスポートと共にEチケットと税関申告書も戻ってきました。
カンボジアの入国手続きは慣れていないので面倒です。
荷物を受け取り、税関申告書を提出し、空港の建物から出て、
やっとカンボジアに入国したと感じました。
空港からホテルに着く前、そんなにお腹は空いてなかったのですが、
夕食の中華料理を食べてからホテルに向かいました。
ここのホテルは連泊なので寝る前に洗濯をしました。
ここで役に立つのが薄いスポンジみたいな セームタオル です。
水を絞った洗濯物をこのセームタオルで包んで更に絞ると
気持ちが良い位水を吸い取ってくれるのです。
これを繰り返してから、バスタオルにはさんで押さえると
薄いものなら朝までに乾いてしまいます。(厚い物は翌々日?)
3日目
アンコールワットの朝日観賞です。
朝4時にモーニングコール、5時にはホテルを出発、
その時はかすかに星が見えていました。
アンコールワットの入り口でIDカードを作成する為の写真を撮りました。
IDカードを首から提げて入場です。
(入場料は1日10ドル、3日20ドル、4日以上60ドルとのことでした。)
まだ辺りは真っ暗で懐中電灯で足元を照らしながら歩いていくうちに雨が降りだしました。
一番観賞に良い場所に到着する頃にはザーザー振りになり、
これでは朝日は絶望かと思いました。
日の出は見えなかったのですが、朝日で空が赤くなってくるのは見ることが出来ました。
段々明るくなったので遺跡の中の観光をしました。
(とても急な階段)(上智大学の遺跡活動に関して ( 痩せた猿のお出迎え)
ブログでは読めませんが・・・。)
アンコールワット見学後、ホテルに戻り朝食その後すぐ観光へ。
パンテアイ・スレイ
長い年月で壊れてきた これらの見事な造形物、観れば観るほど惹きつけられます。
実はこのブログを書くとき、写真を拡大してみてこの造りの素晴しさに気が付きました。
板こそ敷いてありますが、無造作に置かれている物も有ることにも驚きました。
(画像を2回クリックすると更に大きくなるものもあります)
午後はアンコールトムへ
南大門
バイヨン寺院の壁画
象のテラス
時間が無く遠くから見ただけでした。
壁に彫られた象の鼻が何本もあるのが微かに見えただけで残念でした。
タ・プロ-ム寺院
1186年ジャヤヴァルマン7世が母の菩提として建てたものです。
王が自分の力を誇示する為に建造されたこれらの寺院。
砂岩に刻まれたとても見事な彫刻の数々、それらを無残にも破壊していく木々。
スポアンやリエップなど(ガジュマルの一種)の巨木が今も遺跡を呑み込んでいます。
これを現場で目の当たりにし、自然の力の余りの威力に驚き、虚しさも感じました。
この遺跡を見て、どんな権力も自然と時間の持つ力には敵わないと思いました。
でも、今はインド等の国が協力して遺跡の復旧に力を入れています。
木を取り除くと遺跡が壊れる為、木に飲み込まれている所以外は
時間を掛けて再現されていくことでしょう。
この遺跡は特異な情景から、「トゥームレーダー」などの映画の場面にも使われたそうです。
プレループ遺跡での夕日の鑑賞
微かに見える様な感じがします。)
この遺跡の最上部からはアンコールワットのジャングルを背景にした
夕日が素晴しいと聞き、驚くほど急な階段を登っていきました。
本当に大変です、 降りる時はどうしようかと思いました。
幸い、降りるときは同じ急勾配ながら手摺のついた階段がありホッとしました。
ユーチューブにこの場面がありました。(投稿者は kyousuke1375 氏です)
(もし動画を観るならクリックし、急に音が出るかもしれないので音をしぼってください。)
この観光は元気な中に行くべきと思いました。