真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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現代結婚事情『この佳き日に』

2010-12-08 | 読了本review
本日はシャレードです

海野幸さん『この佳き日に』
 結婚詐欺に遭い結婚式当日花嫁に逃げられた攻様は、その夜担当した
 ウェディングプランナーの受様に誘われるまま一夜を共にする。美人
 で気立てもよく堅実な仕事ぶりも夜の色気も魅力的だけど男ってあり?!

思いこんだら一直線で能天気そうに見えても
やる時は結構できる男な攻様と
穏やかでそつがないように装いつつも
実は強かでツンデレな受様のラブコメで~す

攻様は
父を筆頭に家族経営している洋酒輸入会社で
姉の企画室長の補佐をしています。

春のある日、
二週間でお付合いを申し込み
二カ月目には早々にプロポーズまでこぎつけた
運命の女性と出逢います

その彼女と大安吉日の本日、
バージンロードを粛々と歩くはずでしたが
なんと彼女が結婚詐欺師だと判明します

何も考えられない攻様でしたが
式場を決めてからずっと担当してくれた
ウェディングプランナーの采配で
式と披露宴は花嫁急病で押し通されます。

このウェデングプランナーこそ今回の受様です

披露宴を終えた攻様は花嫁に逃げられたショックと
結婚事態に反対していた姉への言い訳に静かにパニッりますが

受様にはそんな攻様が
まるで自殺をしそうな顔に見えたらしく
自宅に泊めてくれた上自棄酒に付合ってくれます。

その上、もうしばらく女性はこりごりという攻様に
艶やに笑って跨ってエロい夜まで経験させてくれるのです

一夜明けても受様との激しい一夜の夢から
目覚める事ができない攻様でしたが
出社した彼を待っていたのは
受様の式場とのタイアップ企画の担当任命で

受様が攻様を誘ったのは
顔が好みだったからと言われて
コレはツンな方には好きと同義語ですし

対する攻様も受様の様子を語る場面で
最初からかなり褒め言葉満載

攻様がノーマルなので
受様がよりツンツンなのはお約束ですが

攻様をだました女詐欺師と
タイアップ企画に絡んで現れた
受様の元カレの存在が複雑に絡み合って

それぞれが誤解と嫉妬でグルグルで
まとまりそうでまとまらなかった上
最後の受様の爆弾発言なオチまで
ノリよくテンポよく楽しく読めました
コメント
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