真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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常識<個人基準『ダブルスタンダード 甘く淫らな外交戦略』

2010-12-19 | 読了本review
本日はビプリで

能迅なのとさん『ダブルスタンダード甘く淫らな外交戦略』
 小柄で童顔のこども警備員と呼ばれる受様は外務省を警備する新米
 ガードマン。ところが東洋の貴公子と呼ばれていたエリート外交官
 の攻様に見初められた日から貞操の危機にさらされる様になり?!

本音をうまく隠して建前を見事に体現する
俺様で強引なエリート外交官と
建前で行動しつつも本音を抑えられない
やんちゃで正義感満載のガードマンが
テロ事件を巡って絡まり合うラブコメディ

二人の恋に過激な環境保護団体のテロ事件が
絡まって進展します。

不況な昨今
内定の貰えなかった受様は先輩から
民間警備会社の口を紹介されます。

立場はバイトでしたが
官庁や公共機関中心の派遣と知って
とりあえずの収入と来年度への希望つなぎと
頭を下げた受様ですが、

扱いは外部嘱託員でも
実質的な状況は警察官に匹敵する立場で
この国の顔とも言える施設の前に
何もせず黙って立つ辛さは
当初の気軽な気持ちを吹っ飛ばす大変さ

その上、
小柄で筋肉が付きにくい受様は
機敏性を買われて即戦略扱いでしたが
こども警備員とのあだ名もチラつき
男としての矜持も傷つきます。

それでも就職できただけマシとの
気持ちで頑張る受様ですが
ある人物との出会いが仕事への心構えを
変える事になります。
その人物こそが今回の攻様です

攻様は祖父も父も外交官という
生粋のエリート過程で育った
入省5年目の外交官で
アジアの黒太子と呼ばれた男です。

使える武器は何でも使い
形ばかりの謝罪なら即頭を下げる攻様と
ひょんなことから知り合った受様は
その物馴れなさに興味を持たれて
お付合いを強要される事に

先手必勝のエリート外交官に
受様が対抗する術はあるのか

何事も先手必勝、
がつんと手でも足でもでした方が結果が早く、
場合によっては相手に貸しさえできて
その後も有利に運べるのだという
攻様特有のダブルスタンダードに
受様は振り回されていく感じですが

海外の要人を迎えたり
省庁での車上荒らしに端を発した
過激な環境保護団体の爆破阻止等
お仕事面描写もばっちりですので

二人がまとまる最後まで
公私ともにドキドキ続きで面白かったです
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全サ『ComicMagazineLYNX5周年記念小冊子』

2010-12-19 | 全員サービス
昨日ポストで発見

『ComicMagazineLYNX5周年記念小冊子』
 漫画雑誌リンクスの定番創刊記念企画本で
 リンクスコミックスの人気作品の番外編を収録した小冊子

あまり漫画本は読まないので
この手の全サにも応募しないのですが

今回は亜樹良さんのコミックスの
番外編があったので応募してみました

しかし、
中身はたった2頁だった上、
亜樹良さんらしく大ぶりカット

作家さんにお任せらしく
作品によって長さや内容はダンチですが
コレはあんまりだ

でも
またお名前を見たら出してしまうだろう、
意志薄弱な私
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