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年間 季節のうつろい 言いたいことなど多方面の話を搭載

天川 ムカシヤンマの里

2010年08月22日 22時03分24秒 | 写真
聞いたことがあるだろうか ムカシヤンマ
絶滅種 日本だけの固有種 
四国だけ居なくて 全国の渓谷に細々と生息していると聞く
この天川 洞川の奥部に生息域があると
渓谷調査のついでにその池に
そこには ムカシヤンマが居たはず

小池に降りて見ると大きなトンボが縄張り争い
もう見つけたと 私もそれがムカシヤンマと信じていた。
それが不鮮明ながら、これだ


むむ 青い これはムカシヤンマでなく オニヤンマ
それも2頭も3頭も 小さな池 水溜りに
これを狙おうと 3頭の争いに 密集度が凄い
ヤンマの羽音 バタバタと 普段ギンヤンマもそうだが
聞いた事がない 私の頭の30cm上を何度も通過 風圧が来るぐらいに
バタバタが聞こえる。



池の上で地権争いのときが羽音がさらに大きい20メートル先でも
聞き取れる。それが蝉の鳴く声でうるさくとも
あの特有の羽音は聞き取れる。
そのバタバタが来ると 思うと既に池の上に飛来している。
低空でメスが居ないと思うと数度エリアを警戒して

その内 隣のエリアに偵察に メスをチェックしに行く


その偵察中に 他のヤンマが来て荒らしていると感じるのか
舞い戻って 追っ払う
その相手は コオニヤンマであったり 同じ仲間であったり
サナエトンボであったり急がしい
私の頭上1mの所で繰り広げられた空中戦はバタバタの体当たり
本当にベシッーと痛そうな音が聞かれた
すかさずカメラを上に瞬時に上げるが
目で見るバトルのきらめく凄さは
到底捉えられる物でなかった


生息には 優秀な種を残すために冷酷でもある。

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