山の声を 風の詩を 

年間 季節のうつろい 言いたいことなど多方面の話を搭載

冬の大峰山 山上ケ岳

2014年01月22日 20時59分20秒 | 紅葉
毎年 冬山はポンポン山であったのだが
ウイークエンドはいつも東に雲が出て まだ日の出を今年は
撮れてない 初日の出を拝んでいないのだ
もう 積年の思いで 山上ケ岳に向かった
当然 12時の昼には家に戻ってくるのが条件の
夜間山行に決行 天候は晴れのち曇り
自宅を0:30に出発  天川 洞川に上がると
そこは 雪国 麓は雪もないのに不思議
気温 ー5℃の世界だった

洞川温泉の手前はうっすら雪が
200mも上流に上ると積雪30cmの圧雪のバアーン道
流石にノーマルで大橋の入口までは無理と
滑りながらもユータンして龍泉寺に車を3:00に留めて

大橋まで3キロを30分で滑り転びながら歩き
結界まで 当然真夜中真っ暗だけど
月明かりで雪道がみえて ひたすら歩く

途中 ベルトなしてオーバーパンツを2枚も
履いているのでズレて下がり だらしない若者の
格好になり 歩幅が短くなり疲れと オーバーヒート
40分歩いて
一本松の小屋で身軽の格好に変えて再挑戦
気温は-9℃ この中で上半身裸になって
下着交換 さらさらに乾いて再出発

お助け水は雪に覆われて水の音も聞こえず

さらに小さな雪崩が各所で発生で
トレースがないところもあって 勘で
道を選んでステップ切って
2時間で頂上のはずが 通常45分の洞川茶屋が
勢いっぱい 今回は時間厳守のため
茶屋で断念






しばらく写真撮り






流石にー15℃の中で素手で撮るのはきつかった
三脚では高さが足らなくて やはり手持ちでのトライ
CANONは -15℃でも凍らずに働いてくれた 感謝

とにかく10mの北風が強く すぐに手が凍る 手がつって
指が曲げられず苦戦
とにかく太陽が出てきて景色が見られるようになり
ホッ~としながら下山
街は 雪の中




温泉に入らず 自宅に直行
関西の上高地は 自宅から2時間の距離がちょうど良い
それで1700m 本当は3000m級が一番良いのだが
我が家の山の神を納得いただける高さなので
ありがたいことだと
次回 チェーン実装しての挑戦

春の雪道はノーマルでOKなのだが
さすが 冬の雪道はノーマルで困難と痛感した