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ASEAN特使 ミャンマー軍政トップと会談

2024年01月12日 13時08分34秒 | 一言
「国民和解」方策を協議と報道
 【ハノイ=面川誠】東南アジア諸国連合(ASEAN)のミャンマー担当特使を務めるアルンケオ元ラオス首相府相が10日、ミャンマーの首都ネピドーで軍政トップのミンアウンフライン国軍総司令官と会談しました。ミャンマー国営メディアは「国民和解」の方策について協議したと報じました。

 ASEANはミャンマーでクーデターが起きた直後の2021年4月、ミンアウンフライン氏も出席した首脳会議で民主派を含む全当事者間の対話などを明記した「5項目コンセンサス」に合意しました。しかし、軍政は民主派を「テロリスト」として弾圧し、対話を拒否し続けています。今回の会談でもミンアウンフライン氏は、反軍政活動を「武装テロ行為」と呼び、民主派との対話に乗り出す姿勢を示しませんでした。

 民主派による国民統一政府(NUG)のチョーゾー報道官は11日、「既に3年が過ぎ、軍政が5項目コンセンサスを履行する意思がないことが明らかになった」として、ASEAN特使が「合法政府であるNUG、少数民族武装組織、抵抗勢力に直接の関与をすることが不可欠だ」と述べました。

 今年のASEAN議長国ラオスは1日、国連大使や外務次官なども歴任したアルンケオ氏を特使に任命しました。23年9月のASEAN首脳会議の合意に基づき、前議長国インドネシアと次期議長国マレーシアを加えた3カ国体制で対ミャンマー外交を進めます。


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