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自民・裏金元議員院長の病院 コロナ補助金過大請求

2024年11月17日 13時02分47秒 | 一言

虚偽の納品書・領収書で1.6億円超

 自民党の元衆院議員の今村洋史氏が院長を務める精神科「いまむら病院」(愛知県一宮市)が16日までに、新型コロナウイルス関連交付金の過大受給を会計検査院から指摘されていたことが分かりました。虚偽の納品書の作成や費用の水増し請求をしており、過大受給額は約1億6600万円にのぼります。今村氏は安倍派(解散)に所属していたひとりで、裏金議員です。


 会計検査院が公表(6日)した2023年度の決算報告書で明らかになりました。過大受給が指摘されているのは20~22年度にかけて同病院が愛知県から受けたコロナ補助金です。

 会計検査院によると、同病院は補助対象設備の購入や病院内の消毒をしたとして計約3億5900万円の補助金を受給しました。このなかで、実際には未納入だったにもかかわらず「納入を受けた」とする虚偽の納品書など9575万円分を事業実績報告書に添付していたことが判明。さらに、院内の消毒費用にかかわって虚偽の領収書などを報告書に添付し、計7066万円を水増し請求したといいます。

 会計検査院は、「このような事態が生じていたのは、事業主体において事業の適正な実施に対する認識が著しく欠けていたこと、同県において事業実績報告書などの審査が十分でなかったことなどによると認められる」と指摘しています。

 愛知県は、「いまむら病院」に対して会計資料の再提出を求めています。提出期限は18日。県の担当者は、「内容を確認したうえで、加算金を上乗せした返還を求めることをはじめ、それ以外の必要な対応も検討したい」としています。

 今村氏は、政治資金収支報告書に、220万円の不記載があったことが判明しています。総選挙では、自民党非公認となり東京9区から無所属での出馬を予定していました。しかし、同区から菅原一秀元経済産業相が自民党に復党して立候補することなどもあり、出馬を断念しました。

 取材に対して同病院は、「担当者が不在のため回答できません」としています。

※当人はもとより、自民党もしっかりと対処すべきです。


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