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米軍横田基地 立ち入り

2024年12月21日 16時34分24秒 | 一言

国・都・自治体 PFAS漏出疑い

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 米軍横田基地(東京都福生市など)から、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を含んだ水が基地外に漏出した恐れがある問題で、防衛省や外務省、環境省などは20日、同基地に立ち入りをしました。

 防衛省によると、立ち入りは都や基地周辺の6自治体(福生市、立川市、羽村市、武蔵村山市、昭島市、瑞穂町)と実施。漏出があったとされる消火訓練場を視察し、米側から説明を受けました。今後、環境補足協定に基づき、貯水池のサンプル調査の実施を検討するとしています。

 漏出事故は8月30日に発生。防衛省北関東防衛局によると、豪雨によって消火訓練エリアの貯水池からPFASを含む水約4万8000リットルがあふれ出し、一部が雨水排水溝に流れ込んだ可能性があるとしています。PFASの一種PFOSとPFOAが合計で1リットルあたり1620ナノグラム含まれ、国の暫定指針値の32倍、米基準値の405倍に達します。

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(写真)横田基地内に設置されている消火訓練場

 米側は1カ月以上たった10月3日に都などに通報。日本共産党都議団は同8日に、横田基地への立ち入り調査を米軍に求めるよう小池百合子知事宛てに申し入れました。11月20日、都と基地周辺6市町でつくる連絡協議会が、基地内での直接説明を米軍に求めるよう政府に要請しました。

 政府は、環境補足協定に基づく調査を検討していますが、同協定の規定では、調査方法や結果の公表などを決めるのは米軍次第です。神奈川県の横須賀基地での漏出事故(2022年)では、横須賀市が求める汚染源の特定につながる調査を米側が拒否厚木基地でも採水したサンプルの調査結果の公表を拒みました。



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