報道によればNHK経営委員の“百田“氏(安倍首相推薦)は先日の経営委員会でNHKの報道番組のキャスターの発言に文句を言ったとの事である。
しかしながら、当然にもNHK経営委員は第32条により個別の番組に“意見“をいう事は禁じられている。(放送法32条及び3条)
それを外れている訳であり、しかもこの人物は安倍首相によりNHK乗っ取りの尖兵として送られており、物議を醸し出したのは今回が初めてではない。先日の東京都知事選で特定候補者の宣伝カーから推薦演説をしたこともあるわけであり、それだけでも辞任は当然だ。
首相とすれば集団的自衛権、解釈改憲、秘密保護法と悪法の連続をなんとか誤魔化す為の便法であり、全く狙い通りの“活躍“である。
我々はこれを黙って見過ごすわけには行かない。仮にこの人物が街頭で○産党の応援演説でもしたらどうなったか考えてみても分かる。産経、読売筆頭に大騒ぎになったであろう。それがそうならないと言うところにこれら御用マスコミの正体が如実に現れている。
ここで黙っている事は“共犯“である。集団的自衛権問題もそうであるが沈黙は彼らに対する支持を与えているのと同じである。出来る事は考えれば色々有るはずである。個々の皆さんの奮闘を御願いしたいところである。