
先日拾ったセスジスズメたちのご紹介です。
セスジーズのうちの一匹、カギしっぽちゃんと呼んでいた子が
9月1日蛹部屋に入りました。

なぜかこの子だけ、くいっとしっぽの先端が曲がっている。

終齢になるまえからです。
仕事中母からメールで「芋虫が脱走しています 戻しておきます」と報告が。
何度か見に行ってくれて都度元に戻してたらしいですが
とうとう見失い、帰宅した父も加わり捜索。
すると部屋の対角線上の隅っこにいたそうな。
すみませんご迷惑をおかけしました。
流石にまだ大丈夫だろうと何も用意せずにいましたよ……
その代償がこれ。

蛹になる前の下痢便と呼んでる、水状の排泄物。
やられた……
水拭きしている最中の写真。
緑の点てんは固形の葉っぱのかすなので、こすれば落ちますが……
緑のシミは落ちないよこれ。あーあ。
しかも写ってませんけどもうちょっと上の方にもある。
確保した後は、私が部屋に出しっぱなしにしていたプラケースに葉っぱと一緒に
入れといてくれました。
私が帰宅したころには、なけなしの枯葉でひとまず自分が入れる
あばら家ができていました。
念のため玉土を庭から持ってきて入れると、やっぱり欲しかったみたいで
ズリズリガリガリ引きずる音がしばらく続きます。
最初のデッカチャンと待遇がだいぶ異なりますが
一応できた蛹部屋……

外側透明なので黒い布をかけておきました。
深夜一時ごろ。
ずりっ
ガリッ
と断続的に音がするので、カギしっぽちゃんが動く音かと思ったら
音源の出所が違う。
最初のデッカチャンのほうが何やら暴れているようで……
大丈夫かなぁ。
もう一匹「寄り目ちゃん」と呼んでいる子もそろそろ
徘徊を始めそうな雰囲気に育ってきました。
今度は土をもう用意してございますんで何かあればポイすればいいだろう。
まるで、個々の持つ性格(?)があるかの様な想いを持ちました・・・
天然の蛾の無事の羽化率!
実に、興味深いところですね!☆・・・
この子もそこそこ大きくなってからの回収でしたので、寄生はある程度は覚悟してます。
最初に蛹になったのも、今朝はまだうごいていたので生きているようですが
ホント怖い………