散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

天気の良い休日は散策。(鶴ケ峰ー上星川)

2011-05-08 20:47:04 | 散歩
GW最終日。天気も良いのでお散歩。正確に言うと散策です。
本日のコースは旭区誕生40周年記念に作成された旭区散歩コースの中から「たちばなの丘公園と市沢の石仏・石塔を訪ねる」のコース。
コース図では約4.5Kmコースですが、実際は近くの相鉄の駅(上星川)まで歩いてたので距離は9.3km。
気温も高くなり、疲れました。
相鉄鶴ケ峰駅南口を出て市沢方面へ。
新幹線の高架下を通り右折。
左手に病院、右手には果樹園。
左手奥に公園が見えて来て、右手の畑が途切れた所の角にあるのが、馬頭観音。
今回の散歩は所々にある石仏・石塔を見て歩くので散策(探索)です。
公園を横切って住宅街の外壁には「聖徳太子像」
前回、散策で訪れた時は石仏・石塔といえば、足元にあるものと思い込んでおり最初は見落としてしまい何度か行ったり来たりしましたが、今回はしっかりと思えていたのですぐに発見。
解説によると「文化5年造立、聖徳太子は職人(大工・左官・屋根職人など)に信仰されたようで、この像の台座にも多くの村名や人の名が刻まれています。」ということはこの地は職人の人が多く住んだ村だったんでしょうか?
次に地図に記載されていたのが三反田の地蔵尊ですが、見当たりません。行きつ戻りつ周辺を探しましたが・・・。どこにあるんでしょうかね?
次のポイントは庚申塔。
途中の目印の上の原保育園の入口の案内が複数あり、ちょっと迷子になりましたが庚申塔を見つけて一安心。
横断歩道の旗の陰に隠れて見落としそうでしたが、歩きつつ周りを見ながらでしたので何とか見つける事ができました。
表面の右側に文化九 壬申午、左に二月吉日と刻まれています。
奥まった場所で左右に生け垣があり、側面に刻まれた文字は未確認。
道を右に(庚申塔の正面方向)に曲がり細い爪先上がりの道を進んで行くと木立に囲まれた林の小道。
ただ、こんな道でも地元の人達が使うみちなんでしょうね、車が走行していました。
小道を進んで行き、右手奥の方に木立の間から神社らしき建物が見えてきますので、右に入る道を見つけた所で進んで行き、「小高神明宮」へ。
御由緒によれば、建築様式は本殿と拝殿は神明造り。御祭神はオオヒルメムチノミコト。別名、大日留女尊(オオヒルメノミコト)で天照大神の後本名だそうです。
貞享4年(1687年)小高市右衛門が山林や荒れ地を開墾したこの地を小高新田と名付け総鎮守として元禄年間に社殿を創建し、御祭神を勧請。
明治6年に村社の社格を与えられた。境内には小高稲荷社が鎮座し、こちらの御祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)。

元の道に戻って地図に描かれた通りに進んで行くと何度か車で通過した事のある道へ。
散歩していて、どこを歩いているかよく判らなくなった時に、車でも通過した事のある道に出るとほっとするというか、アッここ知っているというのは何かを発見した時のような感覚がしますね。
神田公園(じんでんこうえん)。
右手の一段下がった所に小川が流れ、水辺で遊ぶ事ができるようになっています。
ただ、この季節だからでしょうか、水量は少なめ。
市沢の石塔群。
以前は大きな塚の頂上に二十六夜塔が建っていたそうで、横浜市内でも数基しか確認されていない珍しいものだそうです。
馬頭観音塔の右側面には「これヨリ左弘明寺道」と刻まれていました。
他に庚申塔と猿田彦大神の石塔があります。
市沢小学校正門前の民家脇の小さな祠の中に「一猿庚申塔」と「おなで石」があります。
宝暦5年造立、雲の上で猿が宝珠を捧げ持っている庚申塔。隣の丸い石はおなで石で耳の神様だそうです。
市沢ふれあいホール手前、熊野神社裏からの入口近くにある庚申塔。
右に安永元壬辰年、左に十二月吉日と刻まれています。道標でもあるらしく右側面には「右かまくら道」、左側面には「左ぐみょうち道」と刻まれています。
元々はどこに置かれていたのかが、気になる所ですね。
熊野神社です。
御祭神は伊弉諾尊、天照大神。
本殿左に青面金剛庚申塔が4基、阿弥陀庚申塔が1基、地神塔が1基。

熊野神社の参道の石段を下り、長見寺を過ぎ環状2号線の歩道を新横浜方面に歩き、虹の橋を渡って反対側に行き爪先上がりの坂を登って「たちばなの丘公園 市沢・谷戸小川アメニティ」へ。
住宅街から環状2号へ出たところと虹の橋を渡った所に小さい稲荷社があったのでついでに撮影。

この谷戸は横浜市有数のゲンジボタルの自生地だそうでホタル保全区域になっているそうです。ただ、ほとんどが民有地になっているそうなので地主さんの好意によって成り立っている谷戸のようです。
遊歩道は整備されていますが、右手の山の斜面の墓地があったり、左手の山の反対側にマンション群があったりしているので、いつまでこの環境が保持されるのか心配です。

遊歩道をそのまま進むと小川から離れ、左側の山の上(尾根道)へ出ます。
たちばなの丘公園らしいのですが、整備中のため鉄板の壁で塞がれており通行できません。
フェンスを左手に見ながら尾根道を歩き、片側1車線の道路に突き当たり左へ。
整備中のたちばなの丘公園の先には山を切り開いたサンシティ横浜がありますが、そのまま下って山(丘)の反対側へ。
突き当たりを左へ行きますが、この場所も谷戸になるのだと思います。周りの景色を見つつ左手にせせらぎの森という標柱を見掛けたので歩いてみましたが、100メートルちょっとの小川の小道。再びもと来た道に戻って、以前訪れた事のある仏向矢シ塚公園へ寄り道。
水量は減っており、どんな生き物がいるかと眺めていたら水面の乱れがあり、良く観察するとメダカ!
天然のメダカか誰かが放流したメダカかは不明ですが、メダカが生息している事を確認。
相鉄上星川駅に向かって歩き、ふれあいせせらぎの道を散策。
そんなに水量はないだろうと思っていたんですが、鯉が泳いでおりちょっと驚き!


ゴールの相鉄上星川駅です。今回の散策データは以下の通り。
日時:2011年5月8日 10:11:04 ~ 13:28:07
所要時間:3時間17分3秒
平均速度:2.8km/h
距離:9.3km
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