散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

ビオトープ

2006-05-21 18:12:19 | 日記
ビオトープというと自然復元という事になり個人の狭い庭やベランダでは不可能となってしまうので、ビオトープの考え方を参考にしてちょこちょことやっているのが我が家のプランタビオトープ。
庭に草木を植えてそこに虫や鳥が来て休んだり、餌を食べたり、繁殖したりするのもビオトープと呼べない事はないのですが見える範囲(観察)で行えるものと言えば、プランタに土を入れ、水生植物、メダカでしょう。
我が家のプランタビオトープの作り方を紹介致します。
【計画】
・どういう生き物や植物を育てたいか?
→私の場合はメダカとドジョウ
・飼育環境のイメージを作りましょう。小川、田んぼ、土手?
→プランタ内に流れは作れなかったので3つのプランタを使い、田んぼ、池、土手です。
・プランタの大きさと深さ
→広いと植物は繁殖し易くなります。深いと夏場の水温の変化が少なく高温になり難いです。
ただし、あまり深いプランタですと水温もあまり上がらない場合、メダカの成長が遅れるようです。
【準備】
・プランタはホームセンター等で購入すれば安く買えます。
・土は黒土、荒木田土、ケト土。砂や砂利は植物が根付き難いです。
・水については水道水にはカルキが入ってますのでバケツ等に1日程度汲み置きしておくか、カルキ抜き剤を用意しましょう。
・底に起伏(浅瀬や深い所)を付けたい場合はレンガや石等も用意しましょう。
【作業】
・イメージに沿って土を入れます。
・荒木田土やケト土は粘土質なので多少の起伏を付ける事も出来ますがメダカやドジョウと一緒にしてると平になりますので石やレンガで仕切ったりした方が良いです。
・水草を植えて水を入れます。水草は鉢のまま入れるとレイアウト変更が楽ですが、成長を考えると直植えがベスト。
・水を入れると土の中からアクというか細かい汚れというか色々な細かいものが浮いて来ますのでたっぷりの水で流し出した方が良いと思います。
・水が澄んだら1週間位はそのままにして水が落ち着いた頃にメダカやドジョウを放流します。無理ならば多少乱暴とも思いますが、同時に放流してもたぶん大丈夫。
※生き物を入れる時には水温の変化に気を付けて下さい。あまり温度差があるとショックで死んでしまう事があるそうです。
ビニルに入れて買って来たならばビニルごと20分くらいプランタの水に浮かべて水温が同じになるくらいにしてから放流。
容器から移す場合は両方の水を交換しながら水温を合わせて移動した方がいいです。
【確認】
・植物は反応が鈍いのですがメダカで環境を計ります。落ち着くのを見ながら適宜水替えをしてあげます。
・微生物が増えて安定すれば後はほっといておいて大丈夫です。
・水の中で循環ができれば完成です。
バクテリア→植物性プランクトン→動物性プランクトン→魚類。関連し合って生態系が出来ていると思うと感動しますし、知らない間に産み付けられたヤゴやどこかから飛んで来て根付いた植物を発見するのも楽しみとなります。

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2 コメント

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ビオトープの定義 (マッサ)
2006-05-21 23:44:27
簡単にビオトープなどという言葉を使ってはいけないのかな。

生態系を私は勝手に崩していました。

というのも、アマガエルはプランターの中にうじゃうじゃ卵産んで、オタマいっぱいになるし。

毎日オタマ取ってどぶにポイ。

またヤゴを見つける度に、これもどぶにポイ。



でも今後もビオトープという言葉を使わせて頂きます。

私とメダカと植物という生態系のために



作り方参考になります。

特に大雑把な私にとっては

tiger43さんコメントご指摘ありがとうございました。

本日、水、全部換えました。

原因:肥料で土が腐ってました
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個人のビオトープ (tiger43)
2006-05-22 23:06:44
マッサさん。こんばんは。

個人で作るプランタのビオトープはそんなに堅苦しく考えずに土入れて水入れてメダカと水生植物を育てているで良いと思います。

私のプランタも偉そうに言える程のものじゃないし、あまりビオトープとはといったこだわりも窮屈ですし。

外来種やその地域にないものを育てて増えすぎたら捨てちゃう等の無責任な行動をしなければ良いんじゃないかと思います。



メダカが食べられる危険性はありますがヤゴがトンボになるのも楽しいですよ
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